| 正直、新型レクサスNXはあらゆる面で期待を超えていた |
レクサスは新型レクサスの発売にあたりあらゆるトレンドを研究してきたようだ
さて、新型レクサスNXを見にレクサス箕面さんへ。
ちなみにぼくはこれまでレクサスを一度も購入したことはないのですが(レクサス箕面さんと同系列のフォルクスワーゲンディーラーで2度ほどクルマを購入したことはある)いつもフレンドリーに接していただいて非常に感謝しています。
なお展示されているレクサスNX「の実車を見た第一印象ですが「けっこうデカイな」というもの(ボディサイズは全長4,660ミリ、全幅1,860ミリ、全高1,660ミリ)。
フロント周りが立派になっているせいかと思いますが、ここで実車(レクサスNX 350hバージョンL、ボディカラーはグラファイトブラックガラスフレーク、608万円)を紹介してみたいと思います。
新型レクサスNXのエクステリアはこうなっている
そしてまずはフロントですが、マツダやマセラティ、メルセデス・ベンツが好んで用いる「フロントフードの先端とフロントバンパーの上部とを連結し、フロントを長く見せる」手法を採用しています。
これによって「シャークノーズ」とまではゆかずともそれに近いデザイン(レクサスいわく垂直)を持つに至っているようですね。
もちろんその効果は「ロングノーズに見せることで相対的にキャビンの容積を小さく感じさせ、車体全体のバランスを優雅に保つ」というものに集約されると考えられ、これによってフロント部のマスも増加するので、一つ車格が上がったかのような「立派な」車体を演出することが可能となります。
そして興味深いのは、これまでレクサスそしてトヨタが採用してきた、「フロント中央から放射線状に広がるグリル、そしてバンパーやボンネットのデザイン」からの変化が見られること。
実際にフロントグリル内はこれまでの「蜘蛛の巣のような」パターンから「ハの字型に上から下に広がる」デザインに。
そしてグリルフレームはフロントバンパーのギリギリ下の方まで延長され、これによってスピンドルグリルをさらに大きく見せ、そして下の方に大きく広げることで視覚的な安定感を演出しているものと思われます。
なお、スピンドルグリル上部両端はボンネットに向かって「切り込む」立体的、そして流れるような構造を持っています。
ヘッドライトは上部にLEDデイタイムランニングランプ、その下に4眼プロジェクター。
ボンネット中央はスピンドルグリルに連動する形で盛り上がっていますが、両端を落とすことで軽快さを持たせているようにも。
とにかく車体の中央部(前後方向の中心線上)にボリュームを持ってきているという感じですね。
全体的にウェッジシェイプを強調したラインを持ちますが、ドアミラーまでもウェッジシェイプを強調。
サイドも新型レクサスNXのひとつの見どころで、ウインドウ下部にはやはりウェッジシェイプを強調するプレスライン。
一方でリアフェンダー前には大きな絞り込みがあり、これによって「リアフェンダーが張り出している」という印象を与えます。
これはフェラーリやアストンマーティンといったスーパースポーツが近年好んで用いる手法であり、そしてこれまでのレクサスとは大きく異るところ(これまでのレクサスだと、この部分はJカーブを描いて張り出している)。
実際のところ、リアフェンダーは相当に張り出している」という印象があり、力強いラインが描かれます。
なお、このリアクォーターウインドウのラインも持ち上げられ、よってそこからリアフェンダーまでの距離が長くなったことも「リアフェンダーの張り出しを強調できるようになった」理由のひとつかと思われます。
テールランプは左右に出っ張り、そしてLEDバーによって連結される(UXから取り入れられるようになった)手法を用いていますが、これによって車体をよりワイドに見せているようですね。
あたらしくなったLEXUSロゴ。
リアから見るとかなり印象的。
キャビン上部を絞り、そこから一気にリアフェンダーへと向かって広がるラインを持つことがわかります。
全体的には「上から下へ」と広がるラインを重視していて、それによる安定感、さらには「前から後ろへ、しかも上方へ」と上がるラインを組み合わせており、それをさらに効果的に見せるためのディティールを盛り込んでいるように感じますが、見れば見るほどよく出来たデザインだと感じます。
新型レクサスNXのインテリアはこうなっている
そしてこちらは新型レクサスNXのインテリア。
エクステリア同様、これまでのレクサスとはちょっとした相違が見られ、新しい時代へと向かっているようですね。
メーターはフルデジタル。
おそらく液晶そのものは「平面」だと思われますが、液晶の手前にある透明のパーツがカーブしているので「カーブディスプレイ」のように見えます。
シートはコントラストステッチやパンチングを組み合わせたもので、高級感溢れる仕様を持っており、シートのクッションはけっこう柔らかく、心地よく体をホールドしてくれます。
座面はこんな感じ。
ちなみに車体外側のドアノブの内側にはパッドが仕込んであり、それを押すとドアがオープンしますが(軽い力でドアを開けることができる)、車内からドアを開ける場合もこのスイッチを押せば簡単にドアを開けることが可能です。
インフォテイメントシステムは巨大。
シフトレバーもちょっと小型化しているようですね。
ルームミラーはワイドなデジタル仕様。
全般的にドライバーオリエンテッドな「Tazuna Concept」を採用しており、これもレクサスの向かう新しい方向を示しているのでしょうね。
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新型レクサスLXを見てきた際の動画はこちら
レクサス箕面
レクサス箕面
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