| どのみち、ロレックスの価格はずっと上がり続けるので、プレ値で買っても売るときには利益が出る |
基本的にロレックスと米国株相場は米国の所得と連動してずっと上がるという信念を持っている
さて、ここ数日は米国株、ビットコインとも大きく下がっていますが、反面相場が上がっているのがロレックス。
とくにコスモグラフデイトナ(116500LN / ホワイトダイヤル)は驚くほどの相場上昇を見せていて、12月31日の4,932,665円から直近の1月8日では5,751,950円に(80万円くらいも)上昇しています。
そのほかのステンレススティールモデルも軒並み上昇中
ただ、価格を上げているのはコスモグラフデイトナのホワイトダイヤルのみではなく、サブマリーナーデイト”グリーンサブ(126610LV)”も12月31日の2,605,734円から2,827,975円にまで上昇しています。
サブマリーナーデイト(126610LN / ブラック)だとこんな感じ。
GMTマスターII”ペプシ”(126710BLRO / ジュビリーブレスレット)もやはり価格が急上昇。
GMTマスターII ”バットガール”(126710BLNR / ジュビリーブレスレット)はこんな感じ。
なお、ここでぼくが思うのは「人気モデルほど値上がりが大きい」ということ。
つまり、デイトナ、サブマリーナー、GMTマスターIIというビッグ3に値上がりが集中しているのは当然のことではありますが、デイトナだと「ホワイトダイヤル」、サブマリーナーだと「グリーンベゼル」、GMTマスターだと「レッド/ブルー」のほうが人気が高い、ということですね。
これは今までの傾向と同じではあるものの、現在世の中で様々な事象において二極化が進んでいるのと同様に(正確には、1位と2位との差が大きくなっているのだと思う)、もっとも人気の高い製品に人気が集中する傾向がいっそう顕著になっていて、二番手の存在感が薄くなってきていること意味しているのかもしれません。
ただ、ロレックスの場合はあまりに一番人気モデルの入手が難しいということで「2番人気、3番人気」にまで人気が波及し、デイトナにおいては、これまで「ステンレススティールモデルを購入できなかった人の妥協案」とまで言われたコンビモデルの価格までが上昇しているという状況です。
ロレックスはプレミア価格で購入しても問題はない
なお、一部ロレックスファンから苦言を呈されることになりそうではあるものの、ぼくの持論としては「ロレックスはプレミア価格(プレ値)で購入しても問題ない」。
その理由としては「ロレックスの価格はほぼ永遠に上がり続けるから」と信じているからで、根拠はロレックスの採用する戦略、そしてインフレとともに上がり続けるアメリカの平均所得であり、これはぼくが「米国株が上がり続ける」と考えるのと同じ理論です。
実際のところ、過去を振り返ると「あのとき、プレ値でも買っとけばよかったな・・・」という事例がたくさんあり、これは多くの人が同じ思いなのかもしれません。
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たしかに「定価以上」の価格で買うのはバカらしい、プレ値で買う人間がいるから価格が上がってしまい自分たちが買えなくなるという意見があるかもしれませんが、ロレックス自身がプレ値を許容し、あるいはそれを演出している以上、ぼくら消費者はそれを許容するしかなく、であれば「早いうちに波に乗る」しかないとも考えているわけですね(でないと、いつまでたっても傍観者で居続けることになる)。
これは株式やビットコイン含む金融取引と同じことで、相場上がるのを傍観しているのではその恩恵をうけることができず、自分が当事者にならねばいつまでたっても蚊帳の外なのかもしれません。
よって、買える見込みが低いロレックスマラソンを続けるよりも、さっとプレ値で購入したほうが精神衛生上いいんじゃないかとも思います(どうせ、ちょっとの間持っていれば、買ったとき以上の価格で売れる。ステンレススティールモデルだと、程度がよく箱やギャランティーなどが揃っていれば中古相場の20万円ダウンくらいで売却可能)。
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参考までにですが、株式相場や仮想通貨(暗号資産)の相場が下がった際にはロレックスの相場が上がることが多く、これは金融商品のバブル崩壊を恐れ、「実態としての価値」を持つロレックスなどの”安全資産”へと資金がシフトしているからなのかもしれません。
ちなみにぼくは香港経由でロレックスのスポーツモデルを「抱き合せ(定価でロレックスを購入できるが、かわりにその代理店が持つ別ブランドの腕時計を、代理店の販売権維持のノルマ達成のために買わねばならない)」にて購入することが多いのですが、それも「どうせモトが取れる」と考えているからで、株式や暗号資産で出した利益はロレックスに換え、貸金庫に放り込んでおく(よって、それらを身につけることはない)という分散投資を行っています。
なお、投資について、ぼくは「そのひとつひとつの銘柄、その一瞬の損得はどうでもよく、長期的に資産が残ればOK」と考えていて、つまりは短距離走ではなく、たとえ途中で抜かれてもどこかで抜き返すチャンスがやってくる長距離走のようなもの(駅伝のほうが感覚的に近いかも)だと捉えていて、”最後まで立っていること”を最重要視しています(そう考えると、短期的な損失=下げ場はまったく気にならず、むしろ買い時=チャンスだと考えることができる)。
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参照:価格.com