| ボクはとにかく働きたくないので投資に力を入れている |
先行き不透明な時代になればなるほど「モノ」に対する安心感から「モノ」に対する投資が増えるようだ
さて、以前にぼくは「米国株」「仮想通貨(暗号資産)」「腕時計」という3つに分けて投資を行っているという話をしましたが、これらの共通点は「簡単に流通できること」。
たとえばクルマや不動産は売り買いが個人レベルでポンポンできるものでもなく、かつ手間と時間がかかるものの、上にあげた3つは簡単に売買が可能です。
加えて、この3つは「世界中で流通している」ことも特徴の一つで、米国株や仮想通貨は日本からでもかんたんに売買ができ、腕時計に関しては個人輸入も可能ですし、そうでなくても腕時計販売店は海外とのコネクションを持っていて、簡単に売買を行うことが可能です(よって日本と海外での価格がほぼ同じであり、流通についても国際的ルートが確立されている)。
ただ、不動産だと「輸出」ができず、クルマも個人が海外から購入したり輸出したりということが困難であり(不可能ではなく、ショップを通じてでもできるけれど)、ぼくが集中する3つほどは簡単に取り組むことができない、と考えています(加えて、これらは売買の相場をリアルタイムで把握することが容易ではない)。
やはりモノは強い
そこで最近思ったことですが、やはり「モノは強い」。
どういうことかというと、下はまずロレックス・コスモグラフデイトナ(116500LNホワイト)の相場です(1ヶ月)。
こちらはNYダウ。
そしてこちらはビットコイン。
これを見ると、デイトナという「実体のある”モノ”」の相場は強く、金融商品という「実体がない」存在は弱いということに。
言い換えると、「モノ」は確実な需要や安心感があり、モノが存在する限りは「そのモノの本質的価値」以下に相場が下がることはなく、しかし実体のない金融商品は、ちょっとした不安(コロナや政治、戦争、災害など)によって相場がコロコロ変わってしまい、なまじ実体がないだけに、下手すると価値が「ゼロ」になることもあるんじゃないかと考えています。
これが「不動産は王様」だと言われるところにもつながるのだと考えていますが、とにかくモノを持っているということはかなり強いと考えていいのかもしれません。
そして、心理的に不安な状況になればなるほど「モノ」へと投資対象が移行する可能性が高いとも考えていて、たとえば近年の「NFT」市場の過熱ぶりはそれを表しているのかも。
仮想通貨はなんら実体がなく、しかしNFTに関してはたとえデジタルといえども「自分が所有するアート(もしくはそれに類するもの)」があり、よって多くの人々が安心感、そして実体を求めて(仮想通貨から)NFTへとシフトしたんじゃないかと考えているわけですね。
ただ、NFTについては市場規模を算出することが難しく、「値上がり幅」についても取得することが難しいので実際どうなのかについて検証はできませんが、仮想通貨の時価総額はもちろん、取引高が減少していることはこの仮説のひとつの証明なんじゃないかとも考えています。
「3ヶ月」というタームで見るとこうなる
そしてこちらは3ヶ月チャート。
ロレックス・コスモグラフデイトナ(116500LNホワイト) はこう。
こちらはNYダウ。
そしてビットコイン。
やはりロレックス・デイトナの相場は強いと考えてよく、現在オミクロン株が流行している現状、まん延防止策によって行き場を失った資金が出てくること、パテックフィリップのように「(ほぼ無限に相場が上昇するという前例」があることなどから、まだまだロレックスのスポーツモデルについては相場が上がるだろうな、と踏んでいます。
なお、くどいようではありますが、ぼくが投資を行うのは、お金が好きだからではなく、たんに「働きたくない」「楽して稼ぎたい」「好きなモノを買うお金が欲しい」からであり、自分の要望を満たすだけのお金があれば「それでいい」と考えています。
参考までに、様々な投資については売買の際に「手数料」もしくはそれに類するものが必要で、ぼくの基準だと、ざっとビットコインだと3%くらい、米国株だと5-6%くらい(為替手数料も含む)、ロレックスだと20万円くらいの値上がりがないと「損」だと考えています(ロレックスは、腕時計ブランドの中では市場価格と買取価格との差がかなり小さい)。
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