BMW 4シリーズと8シリーズ・クーペ/コンバーチブルが現行モデル限りで販売終了、そして6シリーズに統合されるというウワサ

｜　もはやBMWのみならず、クーペとコンバーチブルには生き残る道があまり残されていない　｜

4シリーズ、8シリーズのみならず、続々とクーペとコンバーチブルには死刑宣告発令中

さて、BMW 4シリーズ・クーペ/コンバーチブルと8シリーズ・クーペ/コンバーチブルが「6シリーズに統合される」とのウワサ。

近年、クーペとコンバーチブルの需要が大きく減少しているのは周知のとおりで、そのためメルセデス・ベンツはSLCを廃止し、AMG GTロードスターをSLへと統合したうえ、さらにCクラスとEクラス・クーペ/コンバーチブルを合併させて「CLE」なるグレードを新設する、とも言われます。

BMWもメルセデス・ベンツの例に倣う？

そして今回ウワサの出ているBMWの案件についてもメルセデス・ベンツの例と同様だと考えてよく、報道によれば、4シリーズ・クーペ/コンバーチブル、8シリーズ・クーペ/コンバーチブルは現行モデルかぎりで姿を消し、2026年から6シリーズとして生まれ変わると言われます。

なお、4シリーズ・グランクーペはそのまま生き残ることになりそうですが（もしくは消滅し、電気自動車のi4のみが残るのかもしれない）、8シリーズ・グランクーペについては7シリーズに統合されるというウワサもあるようです。

ちなみに7シリーズに統合されるとなるとどういったポジションになるのかは全くわからず、しかしセダンに代わる選択肢になるとも見られているようですね。

参考までにですが、8シリーズはほぼ売れておらず、メインマーケットの北米においてもBMWの全販売台数の1.35％しか売れておらず、売れていない在庫が2,000台以上残っている、とも言われます。

ただ、「売れていない」のは8シリーズのみではなく、世界中の様々な自動車メーカーにおいてコンパクトクラスからラージクラスに至るまで、2ドアクーペそしてコンバーチブルがほとんど売れていないのが実情であり、その多くが販売終了に。

たとえばメルセデス・ベンツだとSクラスクーペが販売終了になり、あれだけ人気があったアウディTTも余命わずかと言われます。

そのほかにも死刑宣告がなされたクーペそしてコンバーチブルも多数あるものと思われ、4シリーズ・クーペ/コンバーチブル、8シリーズ・クーペ/コンバーチブルのように、統合されるといえども「生き残る」ことができるのは幸せなのかもしれませんね。

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参照：WhichCar