| 本来は「レディース」ではあるが、ぼくにとってそんなことは関係ない |
この「LV」」アピールが特定の状況にて役に立つことを期待している
さて、ルイ・ヴィトンのバッグ「オンザゴー」を購入。
サイズは「MM(3種類あるうちの真ん中)」、35cmx27cmx14cmという数字を持っています。
このボンディング素材を使用したシリーズは少し前にも販売されているのですが、一瞬にて完売しており、今回は「2回め」の展開となります(定番ではない。ルイ・ヴィトンではこの生地を”ピロー”と表現しているようだ)。
なお、ぼくはこういったボンディング(中綿の入った生地)が大好きで、吉田カバンのポーターシリーズを愛用するのもそこに理由があったりするわけですね。
参考までに、下の画像の黒いバッグ(リュック)はシャネルのドゥドゥーヌというシリーズで、こちらもボンディング仕様であり、やはりぼくの愛用品です。
なぜボンディングが好きなのかはよくわからない
なお、ぼくがこういったボンディングを好む理由は自分でもよくわかりませんが、基本的に手触りや肌触りが良いものを好む傾向があること、そういったモノを持っていたり身につけていたりすると安心するからなのかもしれません。
加えて、寒い日にはこういったバッグを抱えていると保温効果も得られ、なにかと便利だとは考えています(冷房がきつい環境にて、体を冷やさないことにも役立つ)。
そのほかこういったボンディング素材にはもう一つメリットがあり、それは「中に入れたものを、布や革一枚でできたバッグに比較すると、一応保護してくれる」こと。
たとえばカメラなどの撮影機器、スマートフォンやタブレットなどの電子機器を収納したとして、その場合なにかにバッグをぶつけたとしても収納物を保護してくれる可能性が高いわけですね。
もちろん見栄っ張りの小道具としても有用
そしてこういった「ルイ・ヴィトンだと一発で分る」バッグはここ一番のときに見栄を張るのに適していて、たとえばドバイのスーパーカーディーラーに行ったとしますよね。
そういったとき、ぼくはだいたいジャージを着てスニーカーを履いてキャップを被っているので、向こうからすると「素性がわからないアジア人」ということになります。
その場合、こういったブランド物のバッグを持っているのと持っていないのとでは露骨に対応が変わる場合があり、見るからに安っぽいバッグを持っていると「ここはあなたの来るところではない」と言われたりするのですが、ブランド物のバッグを持っていると向こうもムゲに追い返すようなことはせず、こちらの話を聞いてくれる姿勢を見せ、「じつは日本から来てかくかくしかじか、そして自分もランボルギーニに乗っているホラこれ見て」とスマートフォンに収めた自分のウラカンの写真を見せたりすると一気に打ち解けたりして、「じゃあこっちも見ていってくれ」といって案内してくれたりすることがあるわけですね。
「そんなことせずに、ちゃんとしたジャケットでも着ていけばいいじゃない」ということにもなりそうですが、スーツやジャケットというのはむしろスーパーカーオーナーらしくなく、これはパガーニ創業者、オラチオ・パガーニ氏やそのほかの高級車ディーラーが口を揃えて語るとおりです(スーツスタイルはむしろ胡散くさい)。
参考までに、マイアミのカーディーラーの話だと、「スーツを着たやつはだいたい詐欺師だが、短パンにスニーカー、ポロシャツといった格好の人は、今しがた自分のヨットから降りてきた金持ちである可能性が高い」。
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よって、シンプルでカジュアルな服装に「一点、もしくは数点だけ」こういったブランド物をさりげなく混ぜることで「心に余裕のあるセレブっぽい(単なる野次馬ではない)」雰囲気を演出しようというのがぼくの狙いでもあるわけですね(つまりセルフプロデュースの一環でもある)。
経験上だと、ブランド物のキャップ、ブランド物のサングラス、ブランド物のスニーカー、ブランド物のバッグ、ブランド物のストールやスカーフ、そして腕時計だとゴールドのロレックス、ウブロ、オーデマピゲあたりが有効なアイテムだという印象です。※あくまでも部分的に用いるのが吉。全部使用すると”やりすぎ”になる
ちなみにこのオンザゴーは底面がルイ・ヴィトンのモノグラムとなっていて、これは「背負ったときにこれが他人の目に入るよう」狙ったからなのかもしれません。
ショルダーストラップも付属しているので肩にかけると両手がフリーになるのもいいですね(撮影など行いやすい)。
ちなみに内側はLVモノグラム。
素材はエコニール(最近話題の海洋ゴミからのリサイクル素材)で、LVマークがリサイクルマークっぽくデザインされています。
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いずれにせよ、ぼくはこういったアイテムを用いて「門前払い」を回避し、土俵の上に立つようにしているということですが、おそらくこのオンザゴーはそれなりの効果を発揮してくれることを大いに期待したいところ。
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ちなみにこの「オンザゴー」はレディース扱いではあるものの、ぼくは常々メンズとレディースとの境界線を(自分の中で)引いていないので、全く抵抗なく使用しています。
ルイ・ヴィトン「オンザゴーMM」ピローを紹介する動画はこちら
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