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ケーニグセグがル・マン24時間レースに参戦するならこんなクルマ?3Dデザイナーの考えた「ケーニグセグKXX」はV8ハイブリッド、2,000馬力

2022/11/05

ケーニグセグがル・マン24時間レースに参戦するならこんなクルマ?3Dデザイナーの考えた「ケーニグセグKXX」はV8ハイブリッド、2,000馬力

| 加速や最高速の凄まじさで知られるケーニグセグだが、サーキットへのチャレンジはあまり聞いたことがない |

おそらくサーキットでも相当な速さを発揮するものと思われるが

さて、3Dアーティスト、Emre Husmen氏より「ケーニグセグKXX」のレンダリングが公開。

もちろんケーニグセグ公式ではなく同氏が独自に考案したものですが、「サイドインテーク、ダブルバブルルーフ、バイザールーフ」といった特徴を備え、そこに同氏ならではのエッセンスを加えた作品に仕上がっています。

なお、ここでいう同氏ならではの独自性とは(デザイナー氏の言葉を借りるならば)エアロダイナミックライン、力強いグラフィック、流れるようなボディサーフェスだとされています。

ケーニグセグKXXはこんなクルマ

そしてこのケーニグセグKXXについて、まずパワートレインはV8ツインターボエンジンとエレクトリックモーターとの組み合わせによるもので2,000馬力を発生するといい、バッテリーはワイヤレスでの充電が可能。

Koenigsegg-XXK (5)

さらには「マニュアル+オートマチックトランスミッション、AWDシステムを採用することにより、ルマン24時間レースにおいて、あらゆる速度で最も効率的にそのパワーを使用することができる」と説明されており、モータースポーツへの投入を強く意識しているようですね。

Koenigsegg-XXK (6)

なお、ケーニグセグのクルマは(当然ながら)非常に高い走行性能を持っており、とくにその加速性能や最高速性能に優れることで知られますが、サーキットでのタイムアタックについてはあまり積極的ではなく、モータースポーツへの関与も消極的。

ぼくはル・マン24時間レースで「ハイパーカークラス」が設立された時、ケーニグセグが名乗りを上げると考えていたのですが、実際にはそういったことはなく、ケーニグセグ創業者、クリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏はモータースポーツにはあまり関心がないのかもしれません。

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Koenigsegg-XXK (4)

ケーニグセグは今後「比較的安価なハイパーカー」を量産すると言われたが

ケーニグセグには「ジェメラ」「レゲーラ」「ジェスコ」「CC850」といったラインナップが存在するものの、それぞれに性格をうまく分けており、たとえば過激な加速性能を持つモデル、4シーター、快適なGTカーといった具合。

Koenigsegg-XXK (2)

そしてさらに業容を拡大し、現在の「納車まで4-5年待ち」といった状況を改善すべくNEVS=ナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデンからの出資を受けるという報道が(2019年に)なされており、新たに設立されるベンチャーでは現行ラインナップよりも安価な「量産型」ハイパーカーを製造するといわれていたものの、こちらについてはその後なんら報道がなく、この話が生きているのか、なくなってしまったのかはちょっと不明です。

Koenigsegg-XXK (3)

ケーニグセグが「元」サーブの親元であるNEVSと提携し新会社設立。「これでハイパーカーをガンガン開発・生産できる」

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参照:Emre Husmen

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