| ナンバーが付く前にここまでカスタムするとは、さすがにぼくの親戚だけある |
中国の自動車文化は日本とは全く異なる
さて、中国では相当に販売を伸ばしている「マイクロEV」。
日本円にして50万円〜という激安な現地価格が受けており、このジャンルのパイオニアである宏光ミニEVが発売された後、一気に販売台数を伸ばし、「テスラよりも売れている」と報じられたのは記憶に新しいところ。
さらにはこの市場へと参入すべく、中国のほかEVメーカーも続々と類似の製品を発表しており、ここしばらくは「熱い」カテゴリとなるのも間違いないかと思われます。
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ちなみにですが、中国というと「他国の製品をコピーする」というイメージがあるかと思われ、しかし実際には「他国・自国にかかわらず」売れるものはなんでもコピーしてしまう傾向があり、よって人気があるものは中国製品であってもコピーの対象となってしまうのが恐ろしいところですね。
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中国現地では独自のカスタムが流行っていた
そこで今回はこの宏光ミニEVについての情報をお届けしたいと思うのですが、ぼくには中国に出向中の親戚がいて(39歳女性)、彼女が何と現地で宏光ミニEVを購入したもよう。
購入価格は日本円でおおよそ64万円とのことで、購入後まもなくカスタムを行っており、今回送ってきてくれたその画像がなかなかに衝撃的です。
ちなみにこちらはカスタム前。
そしてこちらはカスタム中。
カスタムといってもステッカーチューンにとどまり、しかし現地にはこういったステッカーが多数販売されていて、そして現地の人々のほとんどはステッカーをこんな感じでペタペタと貼っているので、「ノーマルのままだと逆に恥ずかしくて乗れない」のだそう。
フロントはこう。
ちなみに犬モチーフなのは「戌年だから」だそうで、干支にちなんだグラフィックが多数あるようですね。
サイドはこう。
39歳女性の乗るクルマとしてはアレなんじゃないかという気もしますが、現地では「いたって普通」とのこと。
インテリアも高度にカスタムされていた
そしてこちらはこの宏光ミニEVのインテリア。
ダッシュボードやエアコン吹出口付近などには色々なものが取り付けられていることがわかりますね。
ステアリングホイールにはカバー、そしてドア内張りのグリップ部分にもなにやら怪しげなパーツが取り付けられていて、カー用品店で販売されているものは全部取り付けてみた的な雰囲気です(これくらいだと、まで日本でも見かけないでもない)。
そして前後シートに装着されるのは「ドラえもん」という文字が記されたカバーですが、これは見た感じでは「パチモノ(ギルティ)」。
ちなみにドラえもんは中国語だと「哆啦A梦」と表記します(当て字となっていて、これでドラえもんという発音に近くなる)。
宏光ミニEVの内装カスタムを収めたYoutubeショート動画はこちら
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