| ランボルギーニ・ウラカンはけっこうコンプリートカーのベースに選ばれていたりする |
以前にベルトーネが発表したコンセプトカー「ヌッチオ」はおそらくフェラーリF430ベース
さて、先日復活がアナウンスされたベルトーネですが、今回新たなるティーザー画像が公開されることに。
前回とそう大きく変わるものではありませんが、いくつかのディティールが公開されており、ベルトーネっぽい要素が再現されていることもわかります。
なお、ベルトーネとはかつてイタリアに存在したカロッツェリア&デザインハウスで、2014年に破産宣告を受けていったん破綻し、2016年にはAKKAテクノロジーズ傘下であるAkkaイタリアが商標権を購入。
そして2020年には今回復活を実現することになるイデアクティブ(Ideactive)社がその権利を買い取り、その経営者であるマウロ・リッチとジャン・フランク・リッチによって翌週に新型車がお披露目される予定です。※12月21日(水)、中央ヨーロッパ時間で午後3時、日本時間で午後2時に公開
ベルトーネはランボルギーニ・カウンタックやミウラなどの象徴的なクルマを数多くデザインしたことで知られ、そしてランボルギーニがカウンタックを「LPI800-4」としてリバイバルした今、ベルトーネにも再注目が集まっており、復活のタイミングとしては「またとない機会」なのかもしれませんね。
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まだまだ新型車の全容やスペックはわからないが
いくつかのティーザー画像が公開されたといえどもこのニューモデルの名称はもちろん全容そしてスペックはナゾのまま。
ただし今回ベルトーネは「プラスチック廃棄物から作られた燃料で走るように設計されている」とコメントしており、これはちょっと興味深い事実です。
ベルトーネは今後、「イタリアのエレガンスと息を呑むようなパフォーマンスを融合させた、限定ハイパーカーのハイエンドメーカー」として活動することになりますが、このニューモデルのルックスもまたハイエンドと呼ぶにふさわしいものであるように見えますね。
前回のティーザー画像では「カラーボ」によく似たサイドビュー(リアフェンダー前の造形)が示されていますが、今回はレンズの中に配置された複数のユニットを持つテールランプを確認可能。
これももちろんカラーボのテールランプを意識したものだと思われます。
一方でフロントはかなり独特。
これはカラーボとはかなり異なるところです。
ホイールはセンターロックっぽく見え、そしてロックナットにはベルトーネの「b」。
ベースはランボルギーニ・ウラカン?
なお、ベルトーネが公開したティーザー画像を見るに、そのディメンション、ディティールから判断してベースはランボルギーニ・ウラカンなのかもしれません。
参考までに、ランボルギーニ・ウラカンは「デ・トマソ・パンテーラ」の再来、プロジェクト・パンサーのベースモデルに採用されたことも(これは製造を行うアレス・デザインが独自に購入してきて改造しているのか、それともランボルギーニとの契約によって提供を受けているのかはわからない)。※ガヤルドはザガートのコンプリートカーのベースに採用されている
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そしてもう一つ参考までに、ランボルギーニ属するフォルクスワーゲングループは、ほかメーカーにコンポーネント等を供給する例が多く、古くはグンペルト、そしてKTMやドンカーブート等にもエンジンを供給していることで知られます。
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