| 今後は展示物の相互乗り入れも期待できるかもしれない |
両者の結びつきが更に強固になることも期待したい
さて、ランボルギーニ・ミュージアムとドゥカティ・ミュージアムとが3月25日から5月7日までコラボレーションを行う、と発表。
このキャンペーンは「ドゥカティミュージアムとアウトモビリ・ランボルギーニ・ミュージアムの体験」と銘打たれ、メイド・イン・イタリー製品を世界中に輸出しているイタリアの名門2社の才能、創造的知識、情熱をすべてのファンや自動車愛好家に届けるために行うためのものだとアナウンスされています。
ちなみにですが、ランボルギーニとドゥカティとはその製品(バイク)においてもコラボレーションを行ったことが過去に2度あり、それは「ランボルギーニがドゥカティの株式を所有しているから」。
つまりこの二社は現在「非常に近い」関係性を持つということになりますね。
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ランボルギーニとドゥカティとの本社所在地も近かった
なお、ランボルギーニそしてドゥカティは距離的にも非常に近く、両者はともにボローニャにて創業した会社。
ちなみに近隣にはフェラーリやマセラティも存在していて、つまりハイパフォーマンスカー/バイクを作る会社がここに集中しているという環境下にありますが、そのためこれらに納入するサプライヤーとの協力関係、関連する会社の技術や人材を見込んで新しくこの地に創業する新興ハイパフォーマンスメーカーも少なくはありません。
フェラーリの元副社長にしてロータスCEOを務めたことがあるダニ・バハール氏もここで自らのコーチビルダー「アレス・モデナ」を設立しており、中国FAWがハイパーカー「S9」を開発するために新しく合弁企業を設立したのもこの地です(パガーニもランボルギーニ近郊に社屋を構えている)。
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そういったこともあり、このボローニャそして近郊は「スーパーカー/ハイパーカーの聖地」として捉えられることが多いのですが、なかなかこれらすべてを回り切ることは(時間や移動手段の確保という点で)難しく、しかしランボルギーニとドゥカティはそういった問題を解決すべく、今回期間限定ながらも提携し、両ミュージアムの間で無料シャトルバスを出すこととなったわけですね。
ランボルギーニとドゥカティ、両方の博物館を訪れることで割引も
そして今回のキャンペーンでは、ランボルギーニ・ミュージアムとドゥカティ・ミュージアム両方を訪れることで割引が適用されるといい(要予約)、土日のみとはなるものの、最大15名までのグループだと、イタリア語と英語で両美術館の資格を持つガイドが交互に案内することもできるのだそう。
ランボルギーニ・ミュージアムではランボルギーニ創業から今日に至るまでの展示が行われていますが、ドゥカティ・ミュージアムでも(ランボルギーニよりも長い)90年にわたる歴史と情熱が凝縮された展示を行っており、さらに工場の生産ラインを見学することもできる、とアナウンスされています(ランボルギーニでも、予約すれば工場見学を行うことが可能である)。
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参照:Lamborghini