| 現時点でアウディTTの「後継」は決まっておらず、ひとまずはいったん販売終了、そしてラインアップから姿を消すことに |
一時は4ドアやSUV化にてTTの生き残りが検討されたというが、今ではその夢も潰えたようだ
さて、アウディジャパンが「アウディTTの歴史を締めくくる」べく、最終記念限定モデルとして”メモリアルエディション(Merorial Edition)”を発表。
限定台数100台、その価格9,270,000円だとアナウンスされていますが、”記念モデル第一弾”だとも紹介されているので、つまりは今後、「第二弾」、あるいはそれ以降が登場するということになりそうです。
なお、アウディTTは北米や欧州では相次ぎロードスターやRSモデルの販売が終了しており、TTそのものの販売が終わってしまった地域もありますが、いよいよそのライフが尽き、生産終了とともにその生涯の幕引きの準備をはじめているのかもしれません。
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アウディTT 最終記念限定モデル「メモリアルエディション(Merorial Edition)」はこんな仕様を持っている
そこでこのTTメモリアルエディションを見てみると、アウディいわく「洗練された大人の美学と優美な意匠が響き合う」としており、つまりはエレガントな仕様をイメージしているということに。
ベースとなるのはTTSクーペで、搭載されるエンジンは320馬力を発生する2リッター4気筒ターボ。
オフィシャルフォトのボディカラーはグレイシアホワイトメタリックですが、このほかにもミトスブラックメタリック、クロノスグレーメタリックを選ぶことが可能です。
装着されるホイールは5Vスポーク・スターデザイン、フィニッシュは上品な「マットブロンズ」、装着されるタイヤは255/30R20。
外装の特別装備だとゴールド(ブロンズ)仕様のアウディエンブレム(フォーリングス)がアナウンスされています。
アウディTT 最終記念限定モデル「メモリアルエディション」のインテリアも特別仕様
インテリアにはブラックのファインナパレザーにエクステンデッドレザー、そしてバング&オルフセン サウンドシステムが装備されています。
なお、特別装備としてブラックレザーにはブロンズのコントラストステッチやパンドグレーのパイピング、さらにはブロンズのインテリアエレメントも。
センターコンソールのパネルは「ドリフトアンスラサイト」。
ざっと見たところ、他の国や地域で設定されたアウディTTの最終記念限定モデルとはやや異なる内容を持っていますが、今回リリースされた公式画像は「海外仕様」だという注釈がついているので、すでにどこかの国で発表されたものに類する仕様を持っているのかもしれませんね。
この後、どれくらいの「最終記念限定TT」が発売されるのかはわからないものの、追加での発表を楽しみに待ちたいと思います。
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参照:Audi