| 英国市場にはロードスター含め、ライトウエイトスポーツのファンが多い |
「MX-5 Kizuna」は青空が映えそうな仕様を持ったロードスター
さて、マツダの欧州法人が英国市場向けにロードスター(現地ではMX-5)の最新限定モデル、「Kizuna(絆)」を追加すると発表。
マツダはこれまでにもロードスターの様々な限定モデルを英国向けにリリースしていますが、実際にイギリスではその不安定な気候にかかわらず、多くのロードスター愛好者が存在するとされています。※たしかにイギリスでは過去から現在に至るまで、様々なメーカーによる多くのオープンモデルが存在する
そして今回の「Kizuna」につき、2021年の「MX-5スポーツベンチャー」以来となる久々の限定ロードスターとなり、用意された250台は一瞬で完売してしまうのかもしれません。
マツダ・ロードスター(MX-5)Kizunaはこんな仕様を持っている
まず、このロードスター Kizunaに搭載されるのは1.5リッターエンジン。
「そんなの当然」と思われるかもしれませんが、英国では2リッターエンジン搭載モデルも選択でき、しかしそれをしなかったのは「CO2排出総量を引き下げたかった」からだと思われます(少し前に、マツダは英国市場において、2リッターモデルの販売を制限すると報じられている)。
イギリスだとロードスターのグレード構成は「プライムライン(Prime-Line)」「エクスクルーシブライン(Exclusive-Line)」「ホムラ(Homura)」の3つとなっていますが、今回のMX-5 Kizunaのベースは真ん中の”エクスクルーシブライン”。
参考までに、北米市場だと「スポーツ(Sport)」「クラブ(Club)」「グランドツーリング(Grand Touring)」という構成です。
このMX-5 Kizunaに用意されるボディカラーはディープクリスタルブルー(80台)とマシングレー(170台)の2色で・・・。
ソフトトップのカラーはいずれの場合もプレミアムブルー。
組み合わせられるホイールは16インチのブライト仕上げ。
マツダ・ロードスター(MX-5)Kizunaはこんなインテリアを持っている
そしてこのロードスター(MX-5)Kizunaの内装に目を移すと、いずれのボディカラーであってもライトストーン・ナッパ・レザーが採用される、とのこと。
ステッチにはグレーが採用されています。
その他の変更は特にアナウンスされていませんが、非常に爽やかな内外装を持つ特別仕様車でもある、ドライブが楽しくなりそうなクルマだと思います。
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