| 今までには多くのファンによる「ジュラシック・パーク」レプリカが製作されてきたが |
今回ついに本家からグラフィックキットが登場
さて、ぼくの大好きな映画シリーズ、「ジュラシック・パーク」。
何が好きかというと、劇中を通じて登場する名台詞「Life will find a way(生命はなんとしても生き延びる道を見つける)」が示す通り、いかなる逆境においても恐竜(ときには人間たちも)が示す生命力、つまり生き延びようとする意思なわけですね(その点、最新作である「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」は単なるアクション映画になってしまって残念であった)。
そしてぼく同様にジュラシックパークを人生の一部であると考える人も少なくはなく、これまでにも数多くの劇中車レプリカが様々な人によって製作されています。
今回、なんと本家ジープから「公式レプリカキット」が登場
そして今回、ジュラシック・パーク30周年を記念し、なんと本家ジープから劇中に登場したYJ世代のジープに「近づける」ための限定グラフィックパッケージが登場することに。
このパッケージは2種類あり、それぞれ100台限定となっていて、2018年から2024年のジープ・ラングラー(ラングラー4xeを含む)と2020年から2023年のグラディエーターに取り付け可能だとされ、各パッケージには00から99までのシリアルナンバーが入っています。
まずパッケージ1には、グラフィックと3DプリントがなされたT-Rexシフターインサートが含まれ、その価格は550ドル。
グラフィックはドア、ボンネット、サイドボンネット(モデルによってデザインが異なる)、スイングゲート、フェンダーベントへと施されることになります。
もう一方のパッケージ2の価格は650ドルで、パッケージ1に加え、テクスチャー加工が施されたトランスファーケースのシフターインサートが含まれる、とのこと。
もちろん完全に「ジュラシックパーク」内のジープを再現できるわけではないが
なお、これらのパッケージを装着したとしても、もともとの世代やボディ形状などが異なるため完全なレプリカ(下の画像は劇中車の精巧なレプリカ)を作ることができるわけではありませんが、それでも「公式」にてグラフィックパッケージが用意されたことは大いに喜ぶべきかもしれません。
実際にジュラシックパークに登場したのはYJ世代の1992年型ラングラー・サハラで、シルバーのボディに加えてレッドにペイントされたホイール、それに合わせたボディストライプ、さらにはライトバー、ウィンチ、CBアンテナといった装備が特徴的。
せっかくジュラシック・パークのデカールキットを購入するのであれば、できる限り劇中車に近づけようと考える人も出てくるかもしれませんね。
購入についてはジープ公式オンラインストアから申し込むことができ、各パッケージには、紫外線による損傷やグラフィックの剥がれに対する5年または7年の保証が付帯されるほか、自身で貼り付け作業を行う人向けに取り付けツールとビデオも付属する、とアナウンスされています。
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参照:Jeep Graphic Studio, Car And Driver