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ブガッティに続きメルセデスAMGも「ゴールド」。カリフォルニアの夕日にインスパイアされた「AMG SL ビッグ・サー・エディション」を限定発売

ブガッティに続きメルセデスAMGも「ゴールド」。カリフォルニアの夕日にインスパイアされた「AMG SL ビッグ・サー・エディション」を限定発売

| 近年のクルマの複雑かつ伸びやかなプロポーションにはゴールドがよく似合う |

これにあわせてパーソナリゼーションプログラム「マヌファクトゥーア」の適用範囲も拡大される

さて、今年のモントレー・カー・ウィークにて新型AMG GTを発表する予定のメルセデス・ベンツ。

今回はひと足お先に特別仕様のメルセデスAMG SL63「ビッグ・サー・エディション」を発表しています。

なお、このビッグ・サーというのはカリフォルニア州モントレーの海岸線”ビッグ・サー”を意識したもので、残念ながら販売されるのはアメリカ市場限定となるもよう。

ブガッティもモントレー・カー・ウィークにて「シロン・スーパースポーツ・ゴールデンエラ」「W16ミストラルのゴールドバージョン」を展示するとアナウンスしていますが、現在はちょっとした「ゴールド流行り」なのかもしれません。

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メルセデスAMG SL63「ビッグ・サー・エディション」はこんなクルマ

そこでこのメルセデスAMG SL63「ビッグ・サー・エディション」について、このゴールドは今回専用に開発されたカラーだと説明されており、ビッグ・サー海岸で見られる美しい夕焼けをイメージしたカラーなのだそう。

正確には「ゴールド」ではなく「マヌファクトゥーア・オレンジ・フレーム・メタリック」と命名されており、一部は手作業にてペイントされている、とのこと。

Mercedes-AMG-Sl (2)

そしてこのエレガントなボディカラーを引き立てるべく、エクステリアのディテールの多くには高級感あるクローム仕上げが採用され、一方でソフトトップルーフ、ブレーキキャリパー、21インチAMGフォージドクロスポークホイールはすべてブラック。

そしてメルセデスAMG SLでは初めて、ボンネット前方のスリーポインテッド・スター・バッジ(パナメリカーナ・グリルではなくて)がAMGエンブレムとなっており、この変更は最新のメルセデスAMG各モデルと同様ですね。

Mercedes-AMG-Sl (3)

メルセデスAMG SL63「ビッグ・サー・エディション」のインテリアも特別感あふれる仕様を持ち、マヌファクトゥーアによるミスティックレッドとブラックのナッパレザーが用いられ、そこにはオレンジのステッチが手縫いにて施されています。

シートはマッサージ機能付きのアクティブマルチコントツアーシート、そしてシート表皮にはダイヤモンドキルトのパーフォレーション(穴あき)仕上げ。

Mercedes-AMG-Sl (4)

ディープパイル(毛足が長い)フロアマットは、ミスティックレッドにナッパレザーのパイピング、オレンジのコントラストステッチ、刺繍によるAMGロゴで贅沢に縁取られるなど、細部にわたり高級感が追求されているようですね。

そしてメルセデスAMG SL63「ビッグ・サー・エディション」の特別感を強調しているのはマヌファクトゥーア・オレンジ・フレームメタリックがセンターコンソールやドアのトリムにまで用いられていることで、「オープンカー」であるAMG SLにとっては嬉しい装備かも。

なお、センターコンソールにはクロームにて「MANUFAKTUR」の文字が入ります。

Mercedes-AMG-Sl (5)

このメルセデスAMG SL63 ビッグ・サー・エディションは、現地での「パフォーマンス」仕様をベースとし、フロントアクスルリフト、AMGダイナミック・プラス・パッケージ(ドライブモード、リミテッドスリップ・リアディファレンシャル、アクティブ・エンジンマウントが追加される)、AMGアクティブ・ライド・コントロール・サスペンションを標準装備。

585馬力を発生する4.0リッター・ツインターボV8には変わりはなく、駆動方式は4WD(4MATIC)、0-60マイル(96km)加速は3.5秒、最高速度は315km/h。

なお、このメルセデスAMG SL63「ビッグ・サー・エディション」の限定台数は明らかではなく、しかしこの高度なカスタマイズは「2024年モデル以降のAMG SLでも選べるように」なるとのことなので、これに近い仕様を作ることが可能となるのかもしれません。

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