| アマルガムが「個人的な改造車」を製品化し一般向けに発売するのは非常に珍しい |
あの「ミントグリーンのフェラーリF40」を忠実に再現
さて、先日はフェラーリF40のみを集めた「カヴァルケード・クラシケ」特別版が開催されていますが、そこに突如現れたミントグリーンのF40が話題になったのは記憶に新しいところ。
そしてなんと驚くべきことに、あのアマルガムがそのミントグリーンのフェラーリF40を300台のみ(1/18スケールにて)限定にて製作し279,410円にて発売することとなっています。
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そのフェラーリF40の名は「ミンティ・フォーティ」
なお、この”シャシーナンバー”088538”フェラーリF40は「Minty Forty(ミンティ・フォーティ)」として知られているそうで、今回アマルガムはこのミンティ・フォーティを作ったドイツのディーラー、シャルトクリッセとのコラボレーションによってこのスケールモデルを製作しています。
そしてスケールモデル化に際しては800時間もの時間を要し、シャルトクリッセ(Schaltkulisse)から提供されたフォトエッチングに金属コンポーネントのCAD設計、そして材料の詳細やペイントコードをベースにした設計とモデリングが行われることに。
そしてこのボディカラーは「ヴェルデ・パリド」と呼ばれるミントグリーン。
なお、このミンティフォーティは可動部品はなく、ドアやリアハッチの開閉機構を備えていない、とのこと。
ボックスも専用の「ミントカラー」。
シャルトクリッセからのメッセージカードや車両の説明、真正証明書も付属するようですね。
車両はアクリルベースの台座にセットされ、スリーブ付きのブラックボックスに入って届けられます。
アマルガムは他にもこんな製品を開発中
アマルガムはこの他にも様々な製品を開発しており、現在開発中として紹介されているのは1962年のル・マン24時間レースを走ったフェラーリ250GTO。
そしてフェラーリFXX K Evoも開発中。
こちらはボディ下半分が「ブラックではない」フェラーリ512BB。
このほかにもランボルギーニ・レヴエルト、アストンマーティン・ヴァルキリー、マクラーレン・スピードテール / F1 LM / 750S、ランボルギーニ・ミウラP400SV、フェラーリSF90 XXストラダーレ / SF90 XXスパイダー / ローマ・スパイダー / 499P / 296チャレンジなどが「開発中」として紹介されています。
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参照:Amalgam