| やはり自分の手で洗車してみると色々と気づいて面白い |
今回がボクにとってはじめてのフェラーリの洗車である
さて、フェラーリ・ポルトフィーノ初めての洗車。
8月に納車されて以来なにかと忙しくて乗る時間もなく、そして洗車する時間もなかったのですが、今回ようやく時間を見つけて洗車することに。
そしてぼくにとってははじめてのポルトフィーノの洗車=はじめてのフェラーリの洗車でもあり、気づいたことをざっと述べてみたいと思います。
フェラーリ・ポルトフィーノは大きなクルマだった
そこでまず最初の印象ですが、「フェラーリ・ポルトフィーノはけっこう大きなクルマである」ということ。
ポルトフィーノのボディサイズは全長4,586ミリ、全幅1,938ミリ、全高1,318ミリ。
以前に乗っていたランボルギーニ・ウラカンEVO RWDだと全長4,520ミリ、全幅1,933ミリ、全高1,165ミリなのでさほど大きな差はないものの、その高さとボディの表面積が全く異なるために「洗うべき面積がかなり多い」という印象です。
そして洗車していて気になったのはフロントフード上のダクト。
つまり洗車しているとここから水が入るんじゃないかと心配になったわけですが、一応ダクトの裏にはカバーが付いていて、直接エンジンルーム内にドバっと水が入らないようには配慮されています。
そして実際に洗車した後にフロントフードを開けてみると、(エンジンルーム内の)ストラットあたりに水がかかるようですが、このあたりには「濡れて困る」ようなものはなさそうなので、まず通常の洗車レベルではトラブルになることはないように思います(もちろんフェラーリもそのあたりは考慮しているはずなので、あらためてぼくが気にするようなことではないのかもしれない)。
ちなみにフロントフード上のダクトとはこの部分。
そしてフロントフードを開いて思ったのが「樹脂パーツがちょっと劣化している」ということ。
つまり白っぽくなっているということですが、これは「中古車あるある」で、よってぼくが中古車を購入した際にはけっこう初期段階でメンテナンスを行うところです(ただ、ポルトフィーノの場合はここまで気が回らなかった。外装の樹脂パーツはしっかりメンテしたのだけれど)。
そしてこういった樹脂パーツは放っておくとどんどん劣化するので、ここで早速メンテナンスすることにしたわけですが、下の画像では「くっきりと」色が変わっていることがわかり、下側のしっとりと黒い部分が「メンテ後」、上半分の白っぽいところが「メンテ前」。
つまり樹脂パーツはメンテナンス次第でここまで色の深みが変わるということになりますね。
なお、ぼくがこういった樹脂パーツのメンテナンスに使用するのはグリオズ・ガレージの「ビニール&ラバー・ドレッシング」。
他の製品でも「瞬間的には」同じ効果が得られるものの、持続性という点ではこの製品がピカイチだと思います。
そのほか、フェラーリ・ポルトフィーノの洗車ではこんなところが気になった
このほか気になったところを挙げてみると、ポルトフィーノのヘッドライト脇には「エアカーテン」が備わるのですが、その奥にはけっこう砂や小石が溜まるようで、黒い樹脂パーツの奥底に白っぽい砂が詰まっていることがわかるかと思います(今回は対応できなかったが、思いっきり水を流し込めば砂や小石を取り除けそうだ)。
ちなみにその「エアカーテン」はこの部分。
そのほかフロントフェンダーには「エア抜き」のためのスリットが存在しますが・・・。
この奥は非常に洗いにくく、拭き取ったり、さらには樹脂用のケミカルを塗り込むのもちょっと大変。
そのほかグリルの「網目」からは水が抜けにくく、このあたりもブロワーでしっかり水を飛ばすか、ウエスでしっかり拭き取っておきたいところですね。
そのほか、フェラーリにはエンブレムやモデルネームなどの「凹凸」があるものが多く、これらについても洗車時、そして拭き取り時には注意を要すると考えています。
参考までに、ボディ上に水を流してみるとそのクルマの持つエアロダイナミクスを視覚的によく理解でき(水の流れと空気の流れはほぼ同一であるとも考えられる)、そしてポルトフィーノは水の流れが「遮られることがなく」前から後に流れるため、(当然ではありますが)さすがのエアロフォルムを持つということになりそうですね。
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