レクサスが新型NXを発表、オフロードテイスト満載の「オーバートレイル パッケージ」が設定に。内外装のカラーにも新色が追加

｜　新型レクサスNXはカラーのみではなくシャシー含む車体構造にも手が入る　｜

オーバートレイルパッケージでは車高が上げられ悪路走行用にドライブモードも再設定

さて、レクサスがNXの改良を行い、「オーバートレイル」パッケージを追加したと発表。

新型レクサスNXそのものについては、操縦安定性や乗り心地、静粛性を向上させ（ボディ剛性や足回りのチューニングが行われている）、さらには気持ちのいい走りができるようドライバビリティを向上させており、運転支援機能を拡充したことに加えて内外装におけるカラーの選択肢を拡大した、とアナウンスされています。

新型レクサスNX オーバートレイル（OVERTRAIL）はこんなクルマ

そこでこの新型レクサスNX オーバートレイルを見てみると、こちらはレクサスが2023年1月に発表した「カーボンニュートラル社会の実現や、人と自然とモビリティの共生の実現を目指し、ユーザーの幅広いアウトドアライフスタイルに寄り添う」”OVERTRAIL PROJECT”を視覚化したグレードです。

これはNX350、NX350h、NX450hに設定されており、レクサスいわく「オフロード走行時の安定性・快適性を両立し、アウトドアライフスタイルをイメージしたエクステリアと、上質なインテリア空間で心豊かな時間を演出する」。※モデルにもよるが、F SPORTよりも20万円くらい高い設定である

ボディカラーには新色のムーンデザートとあわせて合計7色が設定されますが、この「カーキっぽいベージュ」はレクサスGX、ランドクルーザー70、ランドクルーザー250との共通性も感じられ、かつ世界中のモーターショー含むイベント、試乗イベントに用意されているカラーでもあり、トヨタとしては「今イチオシ」の色味だと考えていいのかも。

そしてこれに合わせるようにフロントグリル、ドアハンドル、ドアミラー、ホイール、ウインドウフレーム、ルーフレールなどがブラックへと変更され、これまでのレクサスNXにはないワイルドなイメージを演出しています。

なお、この「オーバートレイルパッケージ」は見た目が変わるだけではなく、しっかりとオフロード走行性能が高められており、18インチサイズの専用ホイールとオールテレーンタイヤの装着、そして1.5センチ高められた車高、タイヤの空転を自動制御する新しいトレイル（Trail）モードの装備（AWDのみ）、専用にチューニングされたAVSなど走行性能にも手が入ります。

新型レクサスNX オーバートレイルはこんなインテリアを持っている

新型レクサスNX オーバートレイルに採用されるインテリアもまた「専用」となり、ブラックをベースに「モノリス」と呼ばれるオリーブっぽいカラーを組みあわせたコンビネーションを持ち・・・。

用いられるパネルはナチュラルカラーの”ジオレイヤー”。

標準仕様のレクサスNXはこう変わった

最後に「オーバートレイルではない」標準仕様含むレクサスNX全般の改良について触れておくと、まずボディカラーには新色として金属的な輝きを持つ「ソニックカッパー」が追加。

さらにインテリアだとバージョンLのみとなるものの、ソリスホワイトが追加されています（明るいブラウンの”ヘーゼル”はオーバートレイル以外の全グレードに設定されている）。

このほか、レクサスによれば新型NXの変更点は以下の通り。

新型レクサスNXの価格は以下の通り。

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参照：LEXUS