| フェラーリのスペシャルモデルはどれだけ費用を投じてもカスタムするだけの価値がある |
一部オーナーはフェラーリにヘリテージを重視したクラシカルな仕上がりに、また一部は最新の素材や仕上げを用いた仕上がりに
さて、フェラーリが自社のパーソナリゼーションプログラム、「テーラーメイド」にてカスタムしたデイトナSP3を公開。
この個体は「非常に珍しい」(織り柄の見える)エクスポーズドカーボンファイバーボディを持っていますが、そのコートは「クリアゴールド」だと紹介されており、フェラーリが「わずか3台しか製造されていない」と先日紹介したうちの1台なのかもしれません。
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このフェラーリ・デイトナSP3はこんな仕様を持っている
そこでもう少しこのフェラーリ・デイトナSP3を見てみると、ダークな色調を持つボディカラーに合わせるかのようにホイールもダーク仕上げ、そしてブレーキキャリパーはブラック仕上げ。※ホイールセンターキャップもカーボン
そしてインテリアはピスタチオっぽいグリーンのレザーにブラックアルカンターラというこれまた珍しい組み合わせを持っています。
そのほかにはこういったフェラーリ・デイトナSP3も
このエクスポーズド・カーボンボディを持つデイトナSP3のほか、フェラーリはもう一台のデイトナSP3「テーラーメイド」を紹介しており、こちらはロッソ・ルビーノのボディカラーに・・・。
ロッソ・コルサにて「7」という文字が入ります。
ちなみに「Ferrari」バッジはマットホワイトにペイントされているように見えますが(だとすると相当にレアな仕様である)、実際にホワイトなのか「そう見える」だけなのかはちょっとナゾ。
なお、このフェラーリ・デイトナSP3はムゼオ・エンツォ・フェラーリ(エンツォ・フェラーリ博物館)に展示されているもよう。
現在、ムゼオ・エンツォ・フェラーリでは(来年はじめまで)「ワンオフのフェラーリ展」を開催しており、ぼくは年末あたりにフェラーリ本社含めイタリアを訪問する計画を立てているので、もしかするとこの個体を見ることができるかもしれません。
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