>ランボルギーニ ■新型車・スパイフォト・ウワサなど

ランボルギーニ・ウラカン後継モデルの名称は「TEMERARIO(テメラリオ)」?そのままの意味だと「無謀」という商標が出願される

ランボルギーニ・ウラカン後継モデルの名称は「TEMERARIO(テメラリオ)」?そのままの意味だと「無謀」という商標が出願される

| 現時点で名前を要するランボルギーニのニューモデルはひとつしかなく、ウラカン後継モデルの名称だと考えて良さそうだ |

このウラカン後継モデルの発表は4月初旬という話もあるようだが

さて、ランボルギーニは現在ウラカン後継モデルの発表準備を行っている段階かと思われますが、今回ランボルギーニが欧州特許庁に「TEMERARIO(テメラリオ)」なる商標を出願したことが明らかに。

なお、届け出られた図案を見るに文字列の両端に「雄牛の角」があしらわれており、これはカウンタックLPI800-4、その後の周年記念ロゴ、さらにはレヴエルトやランザドールと同様の意匠となっていることがわかります。

この商標は「電子センサーと機器」「自動車」「時計」「衣類」「おもちゃの車」という分類(役務)に対して出願がなされていて、自動車の他にもランボルギーニ・ストアにて販売する様々なグッズの販売までを視野に入れたものだと捉えて良いのかもしれません。

4

ランボルギーニがプレミアムオーディオブランド「マスター&ダイナミック」とのコラボヘッドホンとイヤホンを発売!なぜ自動車メーカーは本業以外にも積極的な展開を行うのか?
ランボルギーニがプレミアムオーディオブランド「マスター&ダイナミック」とのコラボヘッドホンとイヤホンを発売!なぜ自動車メーカーは本業以外にも積極的な展開を行うのか?

| 自動車メーカーはこのほか、腕時計業界とも密接な関わりを持っている | こういったコラボアイテムはかなりの売上高を誇るらしい さて、ランボルギーニはプレミアムオーディオブランド「マスター&ダイナミッ ...

続きを見る

「TEMERARIO(テメラリオ)」の意味は?

そこで気になるのがこの「TEMERARIO(テメラリオ)」の意味ですが、これはスペイン語で「無謀」を意味しており、しかしおそらくはランボルギーニの慣例に基づいて「闘牛の名前」だと思われます。

ちなみにですが、「レヴエルト(REVUELTO)」もまたスペイン語で、これは「手に負えない」という意味ではあるものの、やはり闘牛の名としても使用されており、1880年8月のバルセロナにて戦った”反抗的、かつ不屈の魂”を持つ闘牛から頂戴したようですね。

3

参考までに「ランザドール(LANZAOR)」については「投手」「発射台」という意味があり、しかし(公式には言及されていませんが)やはり闘牛の名と考えたほうがいいのかも。

もう一つ参考までにですが、「ウルス(URUS)」という名称はランボルギーニにしては珍しく、闘牛から拝借した名称ではなく「かつて欧州に生息していた、最大の牛の一種(絶滅済み)」だとアナウンスされています。

なお、気になるのはこのテメラリオの発表時期で、イモラ・サーキットにて4月6-7日に開催される「ランボルギーニ・アリーナ」なるイベントで発表される可能性が報じられ、ここでは「2つの」新型車が発表されると言われており、しかしランボルギーニが発表を控えている新型車は「ウルスPHEV」「ウラカンSTJ」そしてこの「テメラリオ」の3台。

しかしながら、ウルスPHEVとテメラリオを同時に発表するというのは(話題性分散の観点から)考えにくく、よってここでウルスPHEVが発表されるのであれば、テメラリオはまた別の機会にアンヴェールされることになるのかもしれません。

6

ランボルギーニ・ウラカン「STJ」はV10エンジン最後を記念し10台限定、世界各地域に振り分けられるとのウワサ。そのルックスはスーパートロフェオEVO2そっくりに?
ランボルギーニ・ウラカン「STJ」はV10エンジン最後を記念し10台限定、世界各地域に振り分けられるとのウワサ。そのルックスはスーパートロフェオEVO2そっくりに?

Lamborghini | ランボルギーニ・ウラカンSTJは当然ながらすでに完売済み、新車で入手することはすでに不可能と言われている | おそらくは現在と未来との「橋渡し」的存在となるだろう さて、昨 ...

続きを見る

ランボルギーニ・テメラリオはどんなクルマに?

なお、現時点ではこのウラカン後継モデル「テメラリオ」については情報がほとんどなく、ただV8エンジン+プラグインハイブリッドを採用することはランボルギーニによって確認されており、しかしこのV8エンジンは「ウルスと同じ」というウワサ、逆に「ウルスとは別モノ」というウワサも。

前者であればアウデイとポルシェ、ベントレーにも使用されるV8ということになりますが、後者であればランボルギーニが来年のル・マン24時間レースで走らせるハイパーカー、SC63に積まれる新設計の3.8リッター90度V8エンジンである可能性が高く、実際にランボルギーニはSC63発表時に「アウトモビリ・ランボルギーニがロードカー生産におけるハイブリッド化の未来に乗り出す中、LMDh(ル・マン・ハイパーカー)は次世代スポーツカーの経験に基づく特定のエネルギー/パフォーマンスプロジェクトを表しており、我が社の中期戦略であるディレッツォーネ・コル・タウリと完全に一致しています」ともコメントしていて、このSC63とロードカーとのつながりも示しているわけですね。

ランボルギーニがル・マン・ハイパーカー「SC63」を公開。サイドのインテークはカウンタックをイメージ、「ひと目でランボルギーニとわかるレーシングカーにしたかった」
ランボルギーニがル・マン・ハイパーカー「SC63」を公開。サイドのインテークはカウンタックをイメージ、「ひと目でランボルギーニとわかるレーシングカーにしたかった」

| 選択できるボディパッケージはただひとつ、よって「最悪」の環境も信頼性を発揮できるようにデザインせねばならない | それでも「ひと目でランボルギーニだとわかるものにしたかった さて、ランボルギーニが ...

続きを見る

ただ、SC63とロードカーとの関連性があるといえど、レヴエルトに積まれるのはV12エンジンなのでそもそも形式が異なり、となるとやはりSC63との共通項を持つのはウラカン後継スーパーカーだと考えてよく、さらにウラカン後継モデルに積まれるV8は「10,000回転まで回る」と言われるため、これらが「設計を共有するエンジン」であると考えるほうがしっくり来るように思います。

ランボルギーニが工場拡張用地周辺にてウラカン後継スーパーカー、ウルスPHEVをテスト中。ちょっと「やりすぎた」のか警察も出動【動画】
ランボルギーニが工場拡張用地周辺にてウラカン後継スーパーカー、ウルスPHEVをテスト中。ちょっと「やりすぎた」のか警察も出動【動画】

| おそらくはまず先にウルスPHEV、その後にウラカン後継スーパーカーが発売されることになりそうだ | なかなかウラカン後継スーパーカーの全容が見えてこない さて、おなじみスーパーカー系スパイビデオグ ...

続きを見る

あわせて読みたい、ランボルギーニ関連投稿

ランボルギーニ・エッセンツァSCV12
まったく「ブレない」スーパーカーメーカー、ランボルギーニ。そのモデル名、ボディカラー名、ホイール名などは神話や星座に関係し、こういった由来を持っている

| ランボルギーニのエンブレム自体が「牡牛座」を表している | 設立以降、何度オーナーが変われども星座や神話に由来する名称を一貫して採用してきた さて、現在様々な自動車メーカーがその「命名」について見 ...

続きを見る

ランボルギーニが1998年以来はじめてエンブレムを変更。文字と雄牛が大きくなってシンプルに。ちなみに今まではこういった変遷を行っている
ランボルギーニが1998年以来はじめてエンブレムを変更。文字と雄牛が大きくなってシンプルに。ちなみに今まではこういった変遷を行っている

| 新しいランボルギーニのエンブレムは「革新性と決意を体現する新たな段階へ差し掛かったことの象徴」 | 時代の変化に合わせてシンプルに、そしてもちろん「デジタル対応」 さて、現在多くの自動車メーカーや ...

続きを見る

知られざるランボルギーニの事実7つ。「80年代にバイクを発売したことがある」「今までに27車種しか発売してない」「一番高価なモデルはヴェネーノ」など
知られざるランボルギーニの事実7つ。「80年代にバイクを発売したことがある」「今までに27車種しか発売してない」「一番高価なモデルはヴェネーノ」など

| ランボルギーニのオーナーは現在のアウディで「8代目」である | それでも一貫してスーパーカーメーカーであり続けたことは称賛に値するだろう さて、コロナ禍にてマクラーレンやアストンマーティンなど多く ...

続きを見る

参照:EUIPO, CARBUZZ

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Cirqua_Recommend / 1845256

->ランボルギーニ, ■新型車・スパイフォト・ウワサなど
-, , , , ,