| 8リッターV10エンジンはそのまま残され、とんでもなく楽しいクルマに仕上がっていると考えて良さそうだ |
テスト走行では新たなる課題を発見、今後のバージョンアップに期待がかかる
さて、一部で人気なカスタムが「スポーツカー / スーパーカーのオフローダー化」。
これまでにはマツダ・ロードスターや日産GT-R、ランボルギーニ・ガヤルド、ロータス・エリーゼなどのオフローダー化が報じられていますが、メーカー公式としては「ポルシェ911ダカール」「ランボルギーニ・ウラカン・ステラート」といった存在も。
そして今回Youtube上へと動画が公開され話題を呼んでいるのがダッジ・バイパーのハードコアなオフローダーです。
-
NISMOの支援を受けたR32 GT-R「サファリ」ついに完成。リフトアップに自作のブルバーやルーフラック、そしてオールテレインタイヤを装着【動画】
| 日産スカイラインGT-Rを「サファリ」化するカスタムはこれまでになかったように思う | 基本的にスポーツカーはこういった「リフトアップ」もなかなか似合う さて、ユーチューバーが日産スカイラインGT ...
続きを見る
このダッジ・バイパーの改造に要したのは1年
そしてこのダッジ・バイパーを製作したのはスーパーファスト・マットなるユーチューバーで、彼は第一世代のバイパーを入手したのち分解したうえでオフローダーとして再設計し、1年の歳月をかけて現在の状態に組み上げています。
もちろんこのバイバーは単に車高を上げてオフロード用のタイヤを装着しただけのクルマではなく、シャシーを補強し、サスペンションをアップグレードし、さらには一部ドライブトレーンの変更も。
なお、サスペンションはジープ・ラングラーからの移植に加え、アップライトはゼロベースからの自作です。
そのほかロック式差動装置付きのソリッドアクスルが取り付けられるものの、もともとのバイパーに積まれる8.0リッター自然吸気V10エンジンと6速トレメック製T-56トランスミッションはそのまま残されることに。
いったんの完成を見たのち、スーパーファスト・マット氏はこのバイパーを砂漠へと持ち込んでテストを行いますが、いくつかでは「予定通り」、しかしいくつかのシーンでは新たなる課題も。
その課題とは「思ったよりも水温を下げることができない」ということ、低速トランスファー ケースがないためにロッククライミング時のトルク調整が困難だということ。
しかしながらほとんどの場面においてこのバイパーは難なくチャレンジをクリアし、ドーナツターンやジャンプする姿を見せています。
ただし走行後にはサスペンションの接合部においていくつかの軽い破断が見られたようで、今後はさらなる補強と対策をもって臨むともコメントしており、これからの大いなるバージョンアップを期待できそうですね。
スーパーオフローダー化したダッジ・バイパーが縦横無尽に走る動画はこちら
合わせて読みたい、オフローダーカスタム関連投稿
-
今度は日産180SX。リフトアップにオーバーフェンダー、プッシュバー装備のハードコアな「オフローダーカスタム」が販売中【動画】
| そういえば今まで日産180SXのオフローダー化は見たことがない | 出力不明なるも、カスタム内容を見るにけっこうなパワーを絞り出しそう さて、先日は「オフロード仕様にコンバートされた日産R32スカ ...
続きを見る
-
これがマツダ・ロードスター?フェラーリ250GTO風レプリカキット装着、リフトアップにてオフローダー化された魔改造車が競売に登場しネットがザワつく
| このワイルドさはなかなかに魅力的、思いっきり悪路走行を楽しめそうだ | これでも北米では「完全に合法」らしい さて、マツダ・ロードスター(とくに初代)はカスタムシーンにおいて非常に人気があり、V8 ...
続きを見る
-
NISMO公認、500馬力のR32 GT-R「サファリ」が完成、オフロードを縦横無尽に駆け抜ける。前後トルク配分は任意で変更可能、ドリフトも自由自在【動画】
| 舗装路でも速く扱いやすいクルマは悪路でも同様にコントローラブルであるようだ | ここにR32スカイラインGT-Rの素性の良さが立証される さて、現在大きな盛り上がりを見せるのが「サファリ」カスタム ...
続きを見る