| 製作したのはディフェンダー専門のコーチビルダー、年間にわずか15台しか製作できない |
制作期間は1台あたり6ヶ月、もちろんコストも「それに見合った金額」に
さて、マクラーレン「初」の10代レーシングドライバーとしてデビューしたランド・ノリス(カナダGP終了後ではランキング3位)。
レースにすべてを捧げるというよりは自分の人生を楽しむことにも重きを置いているという現代っ子で、eスポーツチームやアパレルブランドの運営に携わっていることでも知られますが、先日はかつて所有していた車両として「フィアット500ジョリー(レプリカ)」が売り出されており、なかなかユニークなクルマの好みを持つことでも有名です。
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マクラーレンF1チームのドライバー、ランド・ノリスが乗っていたフィアット500ジョリー(レプリカ)が競売に。予想最高落札価格は600万円
| 籐製のシートや「収納ケース」がいい感じ | もともとフィアット500ジョリーは「富裕層がリゾート地で移動するため」に考案されたクルマである さて、マクラーレンF1チームのドライバー、ランド・ノリス ...
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ランド・ノリス「最新の愛車」はピザオーブン付きランドローバー・ディフェンダー
そして今回、英国を拠点とするランドローバー・ディフェンダーのレストモッダー、レトロ・オートモーティブが公開したのが「ランド・ノリスのオーダーによるランドローバー・ディフェンダー」。
ベースとなるのはディフェンダー90で、これを徹底的に分解した後に1,000時間をかけて仕上げたそうですが、「オープン」という特徴の他にも「車体後部にポータブルピザオーブンを備える」というユニークな仕様を持っています。
なお、ボディカラーはアウディ「RS」モデル特有のナルドグレー、そしてインテリアカラーは(ランド・ノリスが好む)ブルー。
シートにはゴージャスなキルティングが施され、Apple CarPlay対応のパイオニア製ヘッド ユニット、そしてビーチで楽しむには最適な「取り外し式のマーシャル製スピーカー」が採用されています。
そのほか、ワイドフェンダー、BFグッドリッチ製のオールテレーンタイヤに18インチホイール、ランド・ノリスの名前が刻印されたプレートを備え、さらにはホイール含め車体全域に渡るブラックのアクセント、灯火類のLED化など「現代風の」テイストも盛り込まれており、なかなかに面白い一台に仕上がっていると思います。
レトロ・オートモーティブはこの他にも様々なランドローバー・ディフェンダーを「レストモッド」している
なお、このレトロ・オートモーティブは顧客の依頼に応じ様々なバージョンのディフェンダーを製作していますが、見ての通り非常に高いクオリティをもって作業が行われ、よってこの品質を維持するために製造台数は年間15台に制限されています(1台あたりの制作期間はおおよそ半年)。
設立は2018年と比較的新しく、英国ヨークシャーに拠点を構えており、英国らしいレトロなスタイルから、今回のランド・ノリス仕様のような「レジャー向け」スタイルまで様々な方向にも対応しているようですね。
そして「オープン化」も得意技の一つであるもよう。
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