| やはりスポーツカーを作るということは「簡単ではない」のだろう |
GRカローラのエンジントラブルは過去に何度か報じられている
さて、GRカローラはGRヤリスと並び「もっともホットなハッチバック」と評されていますが、今回はそのGRカローラのエンジンにトラブルが生じて火災が発生するという動画がYoutubeへと公開されてちょっとした話題に。
幸いなことに怪我人は出ておらず、しかし車載カメラによってその一部始終が収められており、ここでその成り行きを見てみましょう。
-
参考GRカローラのオーナーが納車から走行800kmで痛恨のシフトミス。一瞬でエンジンが分解し修理費用として新車価格を超える657万円を請求される
Image:Toyota | シフト「ミス」だけにオーナーにも非があり、本来であればトヨタが責任を取る必要もないとは考えるが | それでもGRカローラの性格等を考慮すると、トヨタは一部負担等を考慮して ...
続きを見る
まさにGRカローラが焼け落ちるのは数分の出来事である
今回動画を公開したのは@Wolf and Tigerなるユーチューバー。
ごく普通にGRカローラをドライブしているものの、エキゾーストパイプから黒煙が吹き出し、室内に白煙がたちこめることで異常を感じます。
そこで3車線をゆっくり移動して路肩にクルマを停めてボンネットを開くのですが・・・。
その後エンジンベイから黒煙がぶわっと上がり、その後大きく炎上することに。
Wolf and Tiger氏はこの時点で消防へと連絡しますが、さらに炎の勢いが強まってボンネットが溶け始め、形状を保持できなくなって閉じてしまいます。
あとはなすすべもなくGRカローラが燃えてゆくのを待つのみとなってしまい、エンジンルーム内では様々なものが弾け、それらがフロントガラスに当たって音を立てるなど火の勢いの強さが感じられる状況となるのですが、本当に「走行中にこうならなくてよかったな」という感じです。
最終的にはエンジンベイは全焼、そしてヘッドライトやフロントバンパーは溶けてなくなり、フロントグラスも破損してしまい、この状態だと当然ながら「廃車」になるものと思われます。
なお、GR86、GRヤリス、GRカローラともにエンジントラブルがいくつか報じられており、おそらくは欠陥があるわけではないと思われるものの、「(市販の状態では)スポーツ走行に耐える」ことが難しいのかもしれません。
そう考えるならば、ハードなサーキット走行に耐えうるスポーツカーに積まれるエンジンは相当にタフということになり、一般のクルマとは全く異なる設計や強度、熱管理を持つのかもしれませんね(それがスポーツカーが高価になる一因でもある)。
GRカローラにエンジントラブル発生、一瞬で燃え上がってしまう動画はこちら
合わせて読みたい、トヨタ関連投稿
-
「GR86のオーナーがスポーツ走行→エンジン破損→トヨタが保証修理を拒否」した2度めの案件。ネットで話題になった後、前回と同じく「やっぱり保証の範囲内」と態度を急変させる
| 実際のところ、同じ原因(シール材のオイルライン混入)と思われる例は11件が報告されている | トヨタがより高みを目指すには、「ディーラーの指導教育」が急務かもしれない さて、先日報じられた「GR8 ...
続きを見る
-
GRカローラで痛恨のシフトミス→エンジン内部が粉々に。トヨタのメカニックも「ここまで壊れるのか・・・」と驚くほどの惨状が公開される。ちなみにエンジンは421万円【動画】
| エンジンが破損した際の状況はよくわからないが、シフトダウン時にオーバーレブを起こしたものと思われる | それにしても、よくギアがそこに入ったものだ さて、トヨタはGRカローラを発売し、世界中にて大 ...
続きを見る
-
またまたGR86でエンジン破損案件!スポーツ走行でエンジンブロックに穴が空き、トヨタは保証修理を拒否。トヨタの今後の対応に注目が集まる【動画】
| オーナーはGR86の保証修理を主張、しかしトヨタ(北米)本社もこれを断る | 以前にも同様の例があり、その際にはトヨタが一転して保証修理を受け入れている さて、GR86の一部には「エンジンとヘッド ...
続きを見る