| おそらくはフェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンなどのスーパーカーを支配下に置くだけのパフォーマンスが与えられるだろう |
しかしそれでも来年には規格外の性能を誇るトップエンド「Zora」が登場すると見られている
さて、ブガッティは新型ハイパーカー「トゥールビヨン」を発表したところですが、北米でもっともホットな話題はやはり(より身近な)コルベットに関するものだと思われます。
そしてシボレーは常にコルベットの話題をホットに保つべく毎年1つづつニューモデルを投入していて、今年の新型コルベットはハードコアモデルの「ZR1」。
ただしシボレーはこのZR1についてなんら詳細情報を提供しておらず、しかし今回7月25日(木)に発表するということだけを明らかにしています。
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新型コルベットZR1の公式ティーザー動画公開、おそらくはフラットプレーンV8 にツインターボか。そのパフォーマンスは恐るべきものとなりそうだ
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シボレー・コルベットの物語は「次の章」へ
今回公開されたティーザー動画は非常に短く、前回同様に「青い渦(たぶんターボチャージャーのメタファー)」をモチーフとしたもの。
なお、今回の動画では「高回転まで回した際のエンジンサウンド」を聞くことができ、これはアメリカンV8とはずいぶん異なる甲高い音質です。
その理由としては、Z06に積まれる5.5リッター・フラットプレーンクランクV8(=LT6。排気干渉が少なく抜けがいい)を使用しているからだと思われ、しかしこのZR1ではこのV8エンジンをターボチャージャーにて加給することになる、というのが大勢の見方。
そしてこの新しいツインターボエンジンは「LT7」と呼ばれることとなる可能性が高く(リークされたパーツリストでもLT7の文字を確認できる)、そのパフォーマンスはフェラーリやランボルギーニ、マクラーレンをも脅かす領域に達するのではと見られているようですね。
ちなみにですが、いくつかのスパイショットからは往年の「(リヤの)スプリットウィンドウ」が復活する可能性も見て取れ、しかしこちらはコルベットの最終進化バージョンである「Zora(来年デビュー予定)」のためにとって置かれることになるだろう、という見解も。
ただ、それでもZR1には、ベースモデルのスティングレイ、その後に発表されたZ06やE-Rayとは全く異なる、モータースポーツを強く意識させるボディワークが与えられるであろうことは想像に難くなく、発表に向けての情報公開が待たれるところだと思います。
新型シボレー・コルベットZR1のティーザー動画はこちら
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参照:Chevrolet