Image:Gunther Werks
| ボディパネルはフルカーボン製、ルーフは「ダブルバブル化」されるなど細部に至るまで手が入る |
凶暴なディティールを持ちつつも、その仕上げはあくまでもエレガント
さて、モントレー・カーウィークでは4台の新しいポルシェ911レストモッド「911リマスター」を発表したガンサーワークスですが、そこで展示されたうちの一台、「GWR」と命名された個体の画像が追加にて公開。
この個体はポルシェ純正のマイアミ・ブルーのような鮮やかな色味を持っており、ボディワークがこれまでに公開された911リマスターとは大きく異なっています。
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ガンサーワークス「ポルシェ911リマスター GWR」はこんな仕様を持っている
そこでこのポルシェ911リマスター GWRを見てみると、今までにない専用デザインを持つフロントスプリッターが与えられ、ウインカーは現代的なベゼルに組み込まれた細長タイプ、そしてボディ中央から吸ったエアを(おそらくは熱とともに)吐き出す構造を持っています。
加えてフロントフェンダーには911GT3RSのようなルーバー、ドアミラーはGT3レーシングカーのようなブレードによる保持方法を持つなど、かなり特別感のある仕上がりに。
ヘッドライト内のベゼルも他モデルとは異なり、ガンサーワークスがメーターリング等に好んで用いる「段付き」、そしてプロジェクターレンズには「GW」の文字。
エンジンと補機類も美しく仕上げられ、ファンやシュラウド、エアインテークなどはトーンを変えたゴールド、そしてインテークマニホールドはホワイトにペイントされており、乗らずに飾っておきたくなるほどの高い美観を誇ります。
頑丈そうなロールケージが組まれ(パイプが相当に太い)その接合部すら芸術的。
インテリアはレーシーなカーボンファイバーとアルカンターラ、そしてアルミニウムの削り出しパーツにて覆われ、タコメーター(ここだけ盤面がホワイト)のリングにステアリングホイール上のドライブモードスイッチはゴールドのアルカンターラ仕上げとなっています。
シート張り材にはレーダーによるカットが施され、その下からはイエローが覗く仕様です。
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参照:Gunther Werks