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| オメガは非常に多彩な「インスパイア元」を持っている |
これまでのスピードスターにはない表情を持っており、魅力的な一本でもある
さて、オメガが2カウンタークロノグラフ、「スピードマスター パイロット」を発表。
一見して「レトロな」ダイヤルを持っていますが、この新作はじっさいに1950-1960年代の初代スピードマスターにインスピレーションを受けており、ケースサイズも当時を連想させる「40.85ミリ」。
ケース / ブレスレット素材はステンレススティール、価格は1,463,000円に設定されています。
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オメガ新作「スピードマスター パイロット」のデザインはコクピットをイメージ
そしてこのスピードマスター パイロットの文字盤そのものは航空機のコクピットをイメージしたデザインを持ち、メインダイヤルとサブダイヤルは両方ともオパリン仕上げを採用していて、ブラックダイヤルの外周にはホワイトの縁取り、そして左側のサブダイヤルは航空機のコクピットに装備される水平計をイメージしたものだと説明されています。
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なお、反対側のサブダイヤルは「燃料消費率」インジケーターをイメージしているのだそう。※サブダイヤルの針は伝統的な”三角針
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インデックスの端に配置されたドット、クロノグラフ針の先端、タキメーターベゼル上の(一部の)文字はオレンジ、時針と分針は当時を連想させるシンプル仕様で、これらには「強い日差しを浴びても読み取りやすいよう」反射を防止するマットフィニッシュがなされており、ケースそのものにもポリッシュ仕上げが用いられずにマットサテン(ブラシ)仕上げがなされます。
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オメガ新作「スピードマスター パイロット」は視認性を追求
もちろん針やインデックスにはスーパールミノヴァが用いられ、夜間の視認性も良好で、これまでのスピードスターにはあまり見られなかった「視認性を追求した」意匠が随所に採用されています。
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搭載されるムーブメントはオメガ特異のコーアクシャル脱進機を搭載するコラムホイール式手巻きクロノグラフ用「キャリバー9900」。
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裏蓋はスケルトンではないものの、各パーツには「それ単体で」の鑑賞に耐えうる美しい仕上げが施されます。
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ちなみにケースは(オメガにはよくある)専用の使用を持っており、ストラップ交換用ツール、そしてケブラーにて補強されたグレーのNATOストラップも付属します。
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