
| たしかにフェアレディZのルーフには「日本刀」のようなブレードが装着されているが |
それでも日産が「包丁」とはこれいかに
さて、日産が「NISSAN Z 寿司ナイフ(包丁)」を発売。
これまでにも日産は「柿の種」はじめ「パジャマ」「湯呑み」など様々なグッズを販売してきましたが、この「包丁」はいままでにない製品であり、しかし日産だけあって強いこだわりが反映されたもの。
なお、製作に際しては「包丁職人」「寿司職人」両方との協力を得たと紹介されています。
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この「NISMO Z 寿司包丁」は日産デザイン アメリカの手動によって製造される
今回の「NISMO Z 寿司包丁」は日産アメリカ支部によって企画されており、日本の寿司職人とフロリダ州マイアミの寿司職人のサポートによって進められ、プロジェクトを管轄したのは日産、しかし実際にデザインと製作を担当したのは1927年創業の刃物会社を持つ桐生聡氏。
このコラボレーションは同氏が1970年代から日産フェアレディZのファンであったことから実現しており、デザインと製作(初期のレーザー切断から最終組み立て、研磨)までを主に手がけることに。
包丁の長さは21cm、刃はダークコーティングされたステンレス鋼で作られており、桐生氏によれば「包丁の形状はフェアレディZのシルエットに触発されたもの」。
刃の片面には監修を行った寿司職人である寺田氏の名前とサイン、もう一方にはZロゴが刻まれており、「柄」は水牛の角で作られ、現代的なベベル加工が施されるほか、Nismo製品ならではの赤いストライプをイメージした赤いスペーサーリングも特徴的です。
外箱は黒漆塗りの木製で、外側には日産ブランドと寺田氏の名前が記されており、内側にはすべての世代の「Z」ロゴが示されるというこだわりよう。
この包丁は240本限定で製造され、それぞれにシリアル番号が刻まれていますが、最も面白い点の一つは「この包丁がNismoのオンラインパーツショップにて、スプリングやショック、ホイール、ブレーキなどと一緒に販売されること」。
その価格は1本300.23ドルに設定され(”23”という数字を無理やりつてているところもこだわりのひとつだと思われる)、販売ページには以下の警告が記されています。
「警告! Z NISMO 寿司包丁には非常に鋭い刃が含まれており、不適切に使用すると重大なけがを引き起こす可能性があります。使用には極めて慎重を期してください。日産北米株式会社は、ナイフの使用、誤用、または乱用によって生じるけがやその他の損害について一切責任を負いません。」
日産「Z NISMO 寿司包丁」を紹介する動画はこちら
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参照:NISSAN