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| これまでグリーンはニッチな選択肢でしかなかったが |
いまグリーンは「ニッチからメジャーへ」と飛躍を遂げつつある
さて、前回はフェラーリ アマルフィのボディカラーやホイール、ブレーキキャリパーなどの選択肢についてお届けしましたが、今回はその「内装編」。
このアマルフィは「いままでのフェラーリらしくない」ボディカラーをいくつか揃えており、そしてこれまでラインアップされていた「ゴールド系」がドロップするなど大きな変更が加えられています。
さらに特筆すべきは「グリーンが4色」に拡大していることですが、エクステリア同様、インテリアにおいてもグリーンのチョイスが可能となっており(ただしメインカラーでは選べない)、これまた従来のフェラーリのイメージとは異なるカラーがいくつか見られ、ここでコンフィギュレーター上の選択肢を紹介したいと思います。
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フェラーリ アマルフィにはこんな内装の選択肢がある
そこでまずは「シート形状」。
厳密に言えばシートの形は1種類のみで(クルマの性質が関係しているのか”レーシングシート”は用意されていない)、しかしその表面の処理が異なります。
こちらはまず「スタンダード。
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こちらは「スペシャル」。
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そして「デイトナ」。
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そして次は内装の「メインカラー」。
このメインカラーというのはフェラーリの場合、「シートを中心とした部分」を指すようですが、アマルフィでは「チョコレート」や・・・。
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「ボルドー」といった渋めのカラーが数多くラインアップ。※オンラインコンフィギュレーターで確認できるのは11色
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「スタンダード」「スペシャル」ともにシート中央のラインについてもカラーの変更ができ、素材は「レザー(17色)」「アルカンターラ(17色)」から選べます。
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ヘッドレストの「跳ね馬」刺繍は23色から。
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シートバック(シートの裏側)は16色から。
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「ディティール」という選択肢があるのですが、これはシートサイドのボルスター部分にパイピングを施すことができるというもので、23色が用意されています。
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シートベルトは「ブラック、イエロー、レッド」の3色。
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デイトナストライプだとレザー、アルカンターラからそれぞれ23色。
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カーペットカラーは10色、アルカンラーラを選択すると17色から。
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アルカンターラだとこう。
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「ステッチ」は23色がラインアップされ、これはダッシュボードやステアリングホイール、ドアインナーパネルなどに使用されるステッチを指しています。
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そのほかフェラーリ アマルフィにはこんな選択肢も
なお、「ロワー&アンダーコクピット」という選択肢があり・・・。
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これを10色の中から選ぶと「デュオトーン」に。※ドア内張り上部、リヤセクションのカラーが変わる
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ステアリングホイールだとおなじみ「カーボンファイバー」が用意され、これを選択すればステアリングホイールの上下がカーボンファイバーへと変更され、トップ部分にはLEDインジケーターが内蔵されます。
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なおステアリングホイールのカラーは驚きの23色(レザー / アルカンターラ)が揃い、カーボンファイバーを装着しなければステアリングホイール全集にわたりカラーの変更を行うことが可能です(ただしセンターパッドのカラーは変わらない)。
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さらには「リヤゾーン」なる選択肢があって、これはアームレストからその後ろにかけてのリヤセクションのカラーと素材を変更できるというもので、レザーとアルカンターラがそれぞれ23色用意されています。
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「リヤゾーン」をグリーンに変更するとこう。
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ヘッドライナーはレザーあるいはアルカンターラから(オンラインカーコンフィギュレーターだと1色しか選択できない)。
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このほかダッシュボードのカラー、メーターフード周辺のカラーなどの変更もでき、かなり細かい指示ができるようですね。
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興味深いのは「ダッフル」「トロリー」「傘」といった選択肢があることで、これはライフスタイル系フェラーリならではのラインナップかもしれません。
もちろん「カーボンファイバー」「助手席ディスプレイ」「Hi-Fiオーディオ」「サラウンドビュー」「バックレーダー」「サラウンドビュー」などおなじみの装備があり、日常使いに対応しうるフェラーリを作ることもできるようですね。
フェラーリ アマルフィの内外装オプションをまとめた動画はこちら
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