
| なんだかんだ言いながらマンソリーはけっこう「売れている」 |
MANSORY「Grande Entrée」:メルセデス G63をベースにした世界限定8台の非凡なコンプリートカー
ハイエンドなカスタムで知られるMANSORY(マンソリー)。
今回、最新作としてメルセデス・ベンツ Gクラス G63(MY2025ベース)を再構築した限定コンプリートカー、「MANSORY Grande Entrée」を発表しています。
このモデルは世界でわずか8台という希少なリミテッドエディションであり、その名(グランド・エントレ)が示す通り「壮大な入り口」を意味する独自の特徴を備えています。
全領域で再設計されたカーボンボディキットと24インチホイール
このマンソリー・グランドエントレ(Grande Entrée)のコンバージョンプログラムは、全ての領域において完全に「マンソリーの哲学によって」再設計されていることが特徴で、およそすべてのパーツにマンソリーの手が入っています。
最大の注目点はエクステリアに採用されたカーボンパーツだと思われますが、ボディキットを構成するすべてのカーボンパーツがゼロから完全に新設計されており、G63の持つ堅牢なイメージを維持しつつ、マンソリーらしいアグレッシブで独占的なルックを実現しているようですね。
足元には、MANSORYオリジナルの24インチ鍛造リム「FC.5」タイプが装着され、ラグジュアリー・オフローダーとしての存在感をさらに際立たせています。
最大の特徴:独自の観音開きリアドア機構
これらに加え、「Grande Entrée」の名の由来ともなった、”最も非凡な特徴”がリアドアに採用され、このモデルではリアドアが後方ヒンジ(観音開き)で開閉するユニークな構造に変更されています。
さらに、MANSORY独自のソフトクローザー技術も搭載されており、後席へのアクセスが格段に容易になると同時に、Gクラスのカスタムカーとしては他に類を見ない、極めてエクスクルーシブな外観をもたらしているわけですね(強度の関係なのか、Bピラーは残されている。
マンソリー・グランドエントレのインテリアもまた「格別」
そして「全てに手が入る」のはインテリアも同様。
カーペットやルーフライナーに至るまでもが「総張り替え」となり、エンジンスターターボタンがルーフに移設されたりシートベルトまでもが「マンソリー仕様」になるといったこだわりよう。※スイッチなどの樹脂パーツにもペイントが施されている
カーペットだけでははなくフロアマットもレザー、そしてペダルにはマンソリーを象徴する「ダイヤモンド」。
0-100km/h加速4.0秒:820馬力の圧倒的パフォーマンス
エクステリアだけでなく、エンジンにも大幅なアップグレードが施されれ、は、そのパフォーマンスは最高出力820馬力(HP)、最大トルク1,150 Nmにまで引き上げられていますが、この驚異的なパワーによって「0-100 km/h加速はわずか4.0秒」へと短縮され、高級オフローダーでありながらもスーパーカーに匹敵する加速性能を実現しています。
この世界限定8台の非凡なGクラスは、ラグジュアリーとハイパフォーマンス、そして独自のイノベーションを融合させた、マンソリーによる「傑作」のひとつに数えられるかもしれません。
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参照:Mansory