
| マンソリーの勢いはとどまるところを知らない |
オコンが選んだ「普通じゃないレヴエルト」
フランス人F1ドライバー、エステバン・オコンが「新しいクルマをガレージに加える」こととなり、そのクルマはランボルギーニ・レヴエルト。
しかし普通のレヴエルトではなく、彼が選んだのは、ドイツのチューナー マンソリー(Mansory) によって手が加えられたワイルドな仕様の1台です。
なお、マンソリーはエステバン・オコンとの「提携」としてこのクルマを発表しているため、今後はさらなる「オコン仕様」のエクストリームなクルマが発表される可能性もありそうです。
エクステリア:カーボン尽くしのワイルドな仕立て
エステバン・オコンに納車されたレヴエルトは、外装のほとんどが鍛造(フォージド)カスタムカーボンファイバーによって構成され、軽量化と独自のルックスを両立することに。
- 鍛造カーボン製の専用ボンネット
- 追加エアロを備えた新設計のフロントバンパー
- 改良されたサイドスカート
- 鍛造カーボン製アクティブリアスポイラー
- アグレッシブなストレーキ付きリアバンパー
まさに“マンソリー流”といえる攻撃的なデザインが採用されていますが、この仕様やグラフィックはマンソリーが独自に決めたものではなくエステバン・オコンの嗜好や思想が反映されている、とのこと。
インテリア:赤と黒のコントラスト
キャビンは外観に負けないほど華やか。
- 鮮烈なレッドレザーとブラックアルカンターラのコンビネーション
- 赤いシートベルト
- 内装の随所に配置されたカーボンファイバー
- ドアパネルやヘッドライナーにはオコンのロゴを刺繍
パーソナル感が強調された、特別な空間となっています(ランボルギーニ独自のモチーフ、「Y」もあしらわれ、おそらくは光ファイバーによって発光するものと思われる)。
パフォーマンス:最大1,070馬力
マンソリーは2024年に「Initiate(イニシエイト)」と命名されたレヴエルトのチューニングパッケージを発表しており、その6.5リッターV12は825hpから880hpへと強化済み。
さらに3基のエレクトリックモーターと組み合わせることで、システム合計出力は1,070hpに達します。
オコン仕様がこのチューニングを施されているかは不明ですが、カスタムエキゾーストシステムが搭載されていることが確認でき、まず「パフォーマンスアップが施されている」と考えるのが妥当なのかもしれません。
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まとめ
- F1ドライバー、オコンのガレージにまた1台のスーパーカーが追加
- マンソリーによるカーボンボディと鮮烈な内装
- 最大1,070馬力のパフォーマンス仕様
- まさに「世界で唯一」の特注レヴエルト
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参照:Mansory