以前に試乗してそのパフォーマンスと進化っぷりに驚いたルノー・メガーヌRS。
ルノーがメガーヌをちょっとスポーティーにチューンしたくらいじゃないの、と考えていたのですが実際はそんな甘っちょろいものではなく、F1コンストラクターのルノー・スポールが本気で作った車でした。
できあがったメガーヌを弄ったのではなくルノー・スポールが設計段階から関与し製造まで行っているので「メガーヌと名がつくものの別の車」と考えても良いと思います。
レカロやブレンボという「わかりやすいアイコン」を備えているのも高ポイントですね。
さて、そんなメガーヌRSですが、最近は中古相場が下がってきている模様。
ざっと調べると下記の通り(けっこうタマ数が少ない。とくに高年式は少ない)。
2011年登録・・・198万円~238万円
2012年登録・・・173万円~244万円
2014年登録・・・319万円
2015年登録(トロフィーR)・・・465万円~498万円
2015年登録(トロフィー)・・・364万円~378万円
新車ではなく中古で検討する理由としては「新車で買うと売るときにかなりの損失が出そうだから」。
ルノーというマニアックなブランド、そしてさらに「R.S.」というこれまた一般人には理解し難いモデルであるために下取りや売却はかなりきついだろうと考えているのですね。
しかしながらメガーヌRSは一定のファンが居ると考えられ、中古で割安なものを拾っておけば売るときにもさほど損はしないだろう、とも考えています(一般的な車ではないので、そういった顧客を持っているところに売る必要はありそうですが)。
なおホンダ・シビック・タイプRがニュルブルックリンクFF最速の座を奪取するまでは王座についていた「メガーヌRS275トロフィー」、それに準ずる「トロフィーR」「トロフィー」は年式が新しいこともありますが、かなり(中古市場でも)高価。
こういった面からもメガーヌRSはそこそこ人気の下支えがあるのではと思いますが、「トロフィー」「トロフィーR」といった役モノならではの現象かもしれず、高くとも「トロフィー」「トロフィーR」を狙うべきか、それとも安価な「普通のRS」を狙うかは悩みどころ。
なお調査を要しますが初期モデルは(実際に乗った印象では)ギアボックスとエンジンレスポンスがイマイチで、しかしその後改善されている模様。
購入するのであれば改善後でないと楽しめないと考えています。
購入するならばもちろんイエロー(ジョンシリウス)で、購入後はバシっとストライプを入れたいところ。
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