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アストンマーティン・ヴァンキッシュS「レッドアローズ・エディション」登場。9台のみの超限定車

2017/04/10

| アストンマーティンは航空機好き |

アストンマーティンがヴァンキッシュS「レッドアローズ・エディション」発表。
これはイギリス空軍所属のアクロバットチームをイメージしたもので、ボディカラーはレッドアローズの「BAeホーク」同様のエクラット・レッド。
もちろんカスタムしたのはアストンマーティンのカスタム部門「Q」となります。

フロント、サイド、リアのカーボンパーツにはホワイトとブルーのアクセントが用いられますが、これはレッドアローズがアクロバット飛行の際に使用するスモークが「赤、白、青」であることに起因。

ルーフはカーボン製で、これはBAeホークのキャノピーをイメージしている、とのこと。

内装は「フライトスーツ」のカラーやデザインを反映させたものでグリーンがベースとなり、シートにはフライトフォーメーションのエンボスも。
なおヘルメット、フライトスーツ、ボマージャケット、専用バッグ、ミニカーも付属するそうです。

生産台数は10台ですが、実際に納車されるのは9台。
というのもレッドアローズは「9機編成」であるためで、限定9台それぞれにはレッドアローズの1号機から9号機までのパイロットそれぞれのサインが入る、とのこと(このあたり後述のブライトリング×ベントレーと同じ)。
最後の「10番目」は英国空軍の運営する慈善団体に寄付される、と報じられています。

ヴァンキッシュS「レッドアローズ・エディション」の内容を見ていると、これまでの限定車の中でもずば抜けてカスタム度合いが高く、かつ目を引く個体でもあり、コレクターズアイテムとしては相当な価値を誇ることになりそう。

アストンマーティンは英空軍の基地を譲り受けて新工場(DBXを生産)として稼働させる予定であり、かつ「ヴァルカン」「ヴァルキリー」と英空軍の戦闘機由来の名称を持つ車も最近増えていて、今後もこの傾向は加速しそうですね。
なお空軍とのコラボで有名なのは「ランボルギーニ・レヴェントン(付属品も空軍っぽい)」、アクロバットチームとのコラボでは「ベントレー・コンチネンタルGTブライトリング・ジェット・シリーズ」が有名ですね。

こちらはレッドアローズが使用する機体、BAeホーク。単発のジェット機です。
なおレッドアローズのホームページでは今回のコラボについても紹介されています。

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