内装はシンプル。インテリアにかけたコストは最小限?
先日公開された「1600馬力、最高速度482km/h、価格1億8000万円」のヘネシー・ヴェノムF5(Hennessey Venom F5)のインテリア画像が公開に。
これを見ると、最近発表された「アポロ・インテンサ・エモルツォーネ」や「メルセデスAMGプロジェクト・ワン」に比べるとかなり「おとなしめ」の内装で、まだ「普通に乗れる」範囲に留まっているようですね。※ヘネシー・ヴェノムF5の公式サイトはこちら
シートは左右連結
今回公開された画像はCGによるもので実車のものではありませんが、おそらく現存するヴェノムF5はプロトタイプにとどまり、市販レベルのクオリティを備えてはいないと思われるため。
なお画像を見ると「左右シートが連結」されている珍しい構造を持っており、これがシート調整時に「左右一緒に」動くのか、もしくはステアリングホイールとペダルが前後するのかは不明。※座面先端の形状から推測するに、相当にヒップポジションは低く、脚を前方に投げ出すような姿勢になりそう
全体的にかなりタイトな「コクピット」で、左右シート間が狭く(ロールセンター適正化のため)、センターコンソールやダッシュボードのパーツも最小限。
ステアリングホイールはアストンマーティン・ヴァルカンのような、「レーシングカー」然としたものですが、ここに多数のスイッチがあり、車両コントロールや設定の多くをここで操作するようですね。
フロアはカーボン、インナードアハンドルもストラップとなっており、ここもレーシングカーっぽいところ。
ヴェノムF5は非常に高価な車ではあるものの、豪華さや内装の素材/仕上げではなく、その価格のほとんどはエンジンやシャシーにかけられたコストである、とも言えそうです。