| 世の中にはスゴい高校生がいるものだ |
彼ら、彼女らの未来はもう約束されたようなものかもしれない
さて、ステランティスが高校生を対象とした「未来のジープ」に関するデザインコンテスト「Drive for Design」を開催し、その受賞者を発表。
最優秀賞は高校3年生のヴィンセント・ピアスコウスキーさんの作品「ジープ・グランド・テトン」。
詳細は公開されていないものの、フロントには「7スロットグリル」を模したパネルが装着され、平坦なフロントウインドウなどジープの特徴をしっかり備えているようですね。
サイドウインドウには大きなグラスエリアを持ち、リアエンドはスパっと切り落とされた上に特徴的な立体グラスエリアを持っており、なかなかに魅力的なデザインだと思います。
なお、ヴィンセント・ピアスコウスキーさんは昨年は2位、その前には3位に入賞しており、ステランティスのデザイナーによると「年々そのスキルが向上している」とのこと。
2位は「ジープ・クレイジーホース」
そして第二位は「ジープ・クレイジーホース」。
高校1年生のロッコ・モラレスさんの作品ですが、巨大なタイヤとモジュール式キャビンを備えたバギーのようなクルマです。
一種SF的な雰囲気もありますが、こちらもなかなかに面白いデザインを持っていますね(やはり高校1年製の作品とは思えない・・・)。
3位は「アドバイザリー」
そして3位は高校3年生のアレックス・ワンさんの製作したジープ・アドバイザリー。
ピックアップ、クーペ、ワゴンなどボディ形状を変化させることができ、ソーラールーフや収納可能なベッド、テーブル、ランタンなどを装備したアクティブなクルマです。
イラストを見るに、ルーフに自転車を載せるなどの使い方もできるようですね。
入賞者にはこんな特典も
そして今回の入賞者については、ステランティスのデザイナー、マーク・トロストル氏とデザインチームとの1対1でのポートフォリオレビュー、そしてカレッジ・フォー・クリエイティブ・スタディーズでのバーチャルサマープログラムへの奨学金が与えられるとのこと。
さらに、1位のヴィンセント・ピアスコウスキーにはワコムのMobileStudio Pro 16タブレットが、その他の受賞者にはiPad ProとApple Pencilが贈られるとアナウンスれています。
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