| これだけの内容を持って995ドルであれば「選ばない手はない」 |
ニューモデルを発表しない代わりに、チョコチョコと仕様違いを送り出す戦略に転じたようだ
さて、ダッジは電動化時代にも「エレクトリックマッスルカー」を販売することを約束していますが、まだまだガソリン車の可能性を捨てないということにも言及しており、「3ヶ月毎に新製品(新バリエーション)を発表する」ともコメントしています。
そして今回発表されたのが「ジェイルブレイク(脱獄)」と名付けられたチャレンジャーそしてチャージャー用の新オプション。
ジェイルブレイク・パッケージはこういった仕様を持っている
このジェイルブレイク・パッケージはチャレンジャーとチャージャーの「ヘルキャット・レッドアイ・ワイドボディ」に995ドルで装着できるといい、まずその出力が797馬力から807馬力へと引き上げられる、とのこと。
さらにはシート、ストライプ、ホイール、ブレーキキャリパー、バッジ、フロアマットなど20以上のカテゴリーにおいて、これまで制限されていた組み合わせ、選択できなかった仕様を選択することができるといい、このパッケージの魅力は幅広い選択肢にあるようですね(パワーアップも行われてこの価格であれば、かなり安いと言わざるを得ない)。
そしてこのジェイルブレイク専用のアイテムとしては、ハンマーヘッドグレーのラグナレザーシート、フード、ロッド、デッキリッドストライプ、ブルーとイエローのブレーキキャリパー、「ワープスピードサテンカーボン」と「ローグロスグラナイト」の20インチホイールなどが用意されているといい、けっこう特別な一台を作ることができそうですね。
選択肢が多くて決めることができない人のためには「オススメ」パックも
結果的にこの「ジェイルブレイク」チャレンジャーとチャージャーには(ナイキIDで各パーツを選んで自分だけのスニーカーを作ったり、Gショックのカスタムメイドプログラムを駆使してオリジナルG-SHOCKを作れるように)相当数の仕様を選択できるということになりますが、中には「選択肢が多すぎて何をどう選んだらいいのかわからない」という人も出てくるものと思われ、そういった人のために「ダッジのデザイナーが選んだ」プリセットも存在するもよう。
これらは「レッドドーン」「ザ・クラシック」「インヤン」、そして今回オフィシャルフォトに採用される「オールドスクール」「ブラスファンキー」といったものですが、たとえば「オールドスクール」だとF8グリーンペイント、11インチワイドワープスピード・サテンカーボン仕上げのホイール、サテンクロームのHellcatグリルとバッジ、エンジンターンド(CNC加工)インストルメントベゼル、ツイルヘッドライナーを装着。
「ブラスファンキー」だとヘルライジング・パープルのボディカラーにセピアカラーのラグナレザーチェア、カーボン製のメーターベゼル、オレンジ色のブレーキキャリパーを組み合わせています。
これだけの内容を見るに「995ドル」はやはり相当に安いように感じられ、これからチャレンジャーそしてチャージャーを購入する場合、このオプションパッケージを「選ばない手はない」かもしれませんね。
ただ、ダッジは上述の通り「3ヶ月毎に」新ラインアップを発表するそうなので、もう少しすると「さらに魅力的な」パッケージオプションが登場する可能性もありそうです。
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