【アメリカンハイパーカー】シボレー・コルベットZR1Xが正式発表｜アメ車史上最高出力、1,250馬力のハイブリッド・モンスター登場

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｜　シボレーは自らコルベットZR1Xを「本物のアメリカンハイパーカー」と主張　｜

2026年型コルベットZR1X登場｜史上最強のアメリカ車に

長年のスパイショットや噂、ティーザーキャンペーンが続いた末、ついにシボレーが新型「コルベットZR1X」を正式発表。

当初はコルベットの開発に携わり、ミドシップ化を考案したエンジニアの名を取って「Zora（ゾーラ）」という名称になると噂されていたこのモデルですが、その名前こそ期待を裏切ったものの、性能面では全く妥協のないフルスペック・スーパーカー（シボレーはハイパーカーと呼称）としての登場です。

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ハイブリッド×V8ツインターボによって驚異の1,250馬力を実現

ZR1Xは、5.5L V8ツインターボエンジンと前輪駆動用エレクトリックモーターを組み合わせたハイブリッド・パワートレインを採用。

つまりはZR1とE-rayとを組み合わせたかのような構成を持ち、以下がその主要スペックです。

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💨 加速性能はブガッティ並み、価格は圧倒的に安価

これを見ると「ガソリンエンジン単体で」脅威の1,000馬力オーバーを実現しており、その驚異的なパワーによってコルベットZR1Xは0-96km/hを2秒以内、1/4マイル（0-400m、ゼロヨン）を9秒未満で加速します。

トップスピードは未公表ながらZR1の233mph（375km/h）付近に迫る（あるいは超える）と予想されますが、これはブガッティ・ボリードよりも速く、価格は（未公表ではあるものの、おそらく）数分の一以下であると思われ、性能対価格比は驚異的ということに。※エレクトリックモーターは275km/hで停止するため、そこから先はガソリンエンジンのみで走る

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そのデザインに関しては「凶暴」そのものという表現がふさわしく、ボディパネルの造形、さらには付加物も含めてこれまでのコルベットとは「完全に別モノ」。

なお、リアウインドウはかつての「スプリットウィンドウ」を連想させる構造を持っており、最新のテクノロジーを採用しつつもの過去へのオマージュを忘れていないようですね。

新型コルベットZR1Xは「破格の動力性能」を誇る

そしてこのコルベットZR1Xはレーシングカーさながらの機能、そしてモータースポーツの範囲を超える装備を持ち、その内容を紹介すると以下の通り。

パフォーマンスモード

• エンデュランスモード：長時間の安定出力
• クオリファイ（予選）モード：最高出力を一時的に引き出す
• プッシュ・トゥ・パス：瞬間的な加速力を提供

サスペンションとブレーキ

• 磁気式ダンパー（2種類のチューニング）
• ZTKパフォーマンスパッケージ：硬めのスプリング＋パイロット・カップ2Rタイヤ
• J59ブレーキパッケージ：16.5インチのカーボンセラミックローター＋10ピストン/6ピストンキャリパー

コルベットZR1Xでは電子制御と空力パーツも強化

ZR1Xでは前輪モーターを使ったトルクベクタリング制御を採用し、これによってコーナー出口で内輪への出力を抑制することで、アンダーステアを抑えて加速性能を向上。

さらに、カーボン製エアロパーツも装備され、1,200ポンド（約544kg）のダウンフォースを発生し、高速域でも圧倒的な安定性を実現する、と説明されています。

新型コルベットZR1Xの価格と発売時期

ZR1Xの正式な価格は未発表ですが、現地ではZR1の$178,195よりも5～6万ドル高くなると見られていて、これはE-Rayとスティングレイの価格差とに基づく（ZR1にその価格差を上乗せした）予想であり、つまり日本円だと3700万円くらいになるものと思われます。

この価格でブガッティやフェラーリを凌駕するパフォーマンスが手に入るとすれば、これ以上ないコストパフォーマンスのスーパーカーであることは間違いなく、「ポルシェ911の1/3の価格でそれを凌駕する性能」と言われたスティングレイ登場以来の衝撃となりそうですね。

新型シボレー・コルベット ZR1Xのポイントまとめ

• 史上最強の市販アメリカ車：1,250馬力
• 0-100km/h加速は2秒未満
• AWD＋ハイブリッドによる圧倒的トラクション
• 電子制御＋空力＋ブレーキ全てがレーシングスペック
• コストはフェラーリ以下、性能はフェラーリ超え

新型シボレー・コルベットZR1Xの公式動画はこちら

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参照：Chevrolet