| さすがにステンレススチールを露出させたままだと「傷」が怖く、プロテクションフルムを施工する人は少なくはないのかも |
おそらくはアフターマーケットでも「サイバートラックのラッピング」は人気メニューとなるだろう
さて、テスラはついにサイバートラックの納車を開始していますが、その際には「ベースキャンプ(車体後部にテントを設置できる)」「LEDライトバー」「オールテレインタイヤ」といったオプションを発表しています。
そして今回追加で発表されたのが「ボディラッピング」。
なお、テスラはサイバートラック以外のモデルについても(もともとのボディカラーの選択肢が少ないため)ラッピングの提供を行っていますが、それがサイバートラックにも拡大されたということになりそうですね。
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現在提供されるのはホワイトとブラックの二色
ただし、テスラがカリフォルニアの工場で生産される車両(モデル3とモデルY)に対して提供する「7種のラッピング(7,500〜8,000ドル)」に比較してサイバートラックでは「ブラックとホワイト」の二色にとどまり、その価格は6,500ドル。
テスラによれば、これらは自己修復性のあるウレタンベースのフィルムを用いており、標準的なラッピング用フィルムよりも環境に優しいとのこと。
ちなみにこの「ブラック」については、先日テスラのデザイナーであるフランツ・フォン・ホルツハウゼン氏が自らドライブしてイベントに登場した際の様子が広く拡散されており、そのイメージを掴みやすいかもしれません。
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そのほか、テスラはサイバートラック向けとして5,000ドルで「プレミアムサテンクリアペイントフィルム」を提供しており、こちらはステンレススティールの質感そのままに「マット」仕上げになるというもの。
なお、サイバートラックはそれ自体が目立つ存在であり、ボディの構造上「表現できる面積が広い」ので、各ショップともに(納車が進んでくれば)様々なラッピングを行い、ぼくらを楽しませてくれることになりそうです(すでに準備を始めているショップも少なくないと思う)。
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参照:TESLA