■カメラやガジェットなど■

DJIの最新ハンドヘルドカメラ「OSMO NANO」を買う。「セパレート」設置できるため主に車内設置、そしてウエアラブルカメラとして使用する予定

DJIの最新ハンドヘルドカメラ「OSMO NANO」を買う。「セパレート」設置できるため主に車内設置、そしてウエアラブルカメラとして使用する予定

| ボクはDJI製品に高い信頼を置いている |

そしてGoProに比較して品質・性能に優れることから「GoProからの乗り換え」も検討中

さて、DJIの新製品、OSMO NANOを購入。

これは「カメラ」「モニター」が分離したセパレート型アクションカメラで、DJI ACTION 2の後継ともいえる存在です(ACTION 2もまだ販売されている)。

大きな特徴としては「カメラが捉えた映像を、モニター(ビジョンドック)側で確認しつつ撮影できる」「超軽量(カメラ側は52g、ビジョンドック側は72g、両方合わせてもGoPro HERO 13より50gくらい軽い)」「イメージセンサーが大きい(1/1.3インチ)」ということかと思います。

L1019774

ボクはなぜOSMO NANOを購入したのか

そこでこのOSMO NANOの購入理由ですが、「小さくて軽い」ことが第一の理由であり、この小ささであれば、色々なところに「テープで固定して」撮影したり、衣類やバッグに固定しての撮影も簡単だから。

GoPro HEROシリーズだとサイズの問題もあって上述の使い方が難しく、かつ本体が大きいので「周囲に圧迫感を与えてしまう」ことが考えられますが、このOSMO NANOであればそんなに目立たず、ごくごく自然に撮影ができるんじゃないかとも考えています。

L1019770

ちなみにハウジングは「スケルトン」。

L1019727

マイクロSD、そしてUSB-Cケーブルの接続はここから。

L1019775

カメラ、そして・・・。

L1019767

ビジョンドックはそれぞれ個別にマウントアダプターを装着でき、別の場所に固定できます。

L1019768

OSMO NANOにはこんなモノが付属する

そしてこのOSMO NANOには「スタンダードコンボ」「ランニングコンボ」「Vlogコンボ」「ロードバイクコンボ」「カーマウントコンボ」「ハイキングコンボ」「マウンテンバイクコンボ」が用意されており、ぼくが購入したのは「スタンダードコンボ」。

セット内容は「カメラ」「ビジョンドック」「磁気ハットクリップ」「磁気ストラップ」「磁気ボールジョイントマウント」そしてカメラのアウターケース(保護ケース)に充電・接続用USBケーブル。

今回はこれに加えて純正オプション「接着ベースキット」を購入しています。

L1019765

OSMO NANOはこう使う

そこでぼくにとってのOSMO NANOの使い方ですが、接着ベースキットのマウントのみを使用し、すでにGoPro用としてカスタムしていたニューエラのキャップへとこんな感じで装着。

L1019721

この状態での使用だとGoProに比較してマウント含めても重量が1/3となるので非常に使用しやすく、かつ見た目も「さほど違和感がない」状態に。

そしてダッシュボード貼り付けマウント(自作)に装着するとこう。

GoProに比較して視界を遮る範囲が狭く、運転時のストレスとなる可能性も低そうです。

L1019748

サンバイザー取り付けクリップ(自作)に装着するとこう。

L1019735

やはり目立たずにいい感じですね。

L1019744

映像はビジョンドックで確認でき、それによって写す範囲を調整可能です。

L1019738

リアシェルフに取り付けるとこう。

L1019751

磁気ボールジョイントマウントに取り付けるとこんな感じで、ウインドウ内側に貼り付けるといいんじゃないかと思います(車外設置には適してない)。

L1019754

この磁気ストラップはけっこう「使える」マウントで・・・。

L1019723

服の内側に忍ばせておき・・・。

L1019724

布地越しにマグネットでカメラを固定できるというスグレモノ。

L1019725

こちらはハットクリップ。

L1019713

これにカメラを装着し・・・。

L1019714

キャップのつばに装着可能。

ただ、ぼくは「より頭に近い位置にあり、頭を動かしたときにカメラの振れ幅が小さい」という理由から、上述の自作マウントを使用するようにしています。

L1019718

そろそろGoProから「卒業」する時が来たか

なお、ぼくは「手持ち用」ビデオカメラとしてOSMO Pocket 3を使用しており、車体装着用として外部に2つ、車内にひとつ、いずれもGoProを使用しています。

そして今回DJI NANOを購入したのは「小さいから」だけではなく、その画質を期待してのことであり、というのもOSMO Pocket 3の画質が非常に優れるから(よってOSMO NANOの画質も優れているであろうと推測したため)。

L1019761

そして「動作が安定している」こともDJI製品を高く評価している理由のひとつですが、その反面GoPro製品は(とくに発売直後)動作不良が多く、それを解消するためにひたすらアップデート用のデータが配布されるのが常となっています。

加えて熱暴走によって(保護機能が働いて)勝手にシャットダウンされることも少なくはなく、さらには「バッテリーが(使用していなくても)自然に減ってしまう」「充電に時間がかかる」など様々な問題も。

L1010731

一方のDJI製品は(Action 2はイマイチであったが)過去に使用したいくつかの製品において動作が安定し、バッテリーが待機時に減りにくく、充電時間が短いという特徴を持っています。

アルミ製ハウジング、磁気脱着が新しい!DJIの最新アクションカメラ、「Action2」を買ってみた
アルミ製ハウジング、磁気脱着が新しい!DJIの最新アクションカメラ、「Action2」を買ってみた

| 小型軽量、画角が広く撮影中にズームが使用できるのはありがたい | アルミ製ハウジングは質感が高く、マグネット式脱着構造の操作感は「使用する満足感」を感じさせる さて、DJIの新しいアクションカメラ ...

続きを見る

これはひとえに「DJIは自社で高度な開発技術を有する技術主導のメーカーであるが、GoProはそうではない」というところに由来しているのだと思われ、というのもGoProの場合は創業者であるニック・ウッドマン氏が、自身のサーフィン体験をより良く記録したいという個人的な想いから設立した会社であり、一方のDJIは「ドローン開発」をバックボーンに持っているため。

つまるところ、DJIの出発点は「モノ」、GoProは「コト」であり、よってDJIのほうが技術的に優れるのは当然の帰結なのかもしれません。

L1011006

GoPro HEROが届き「期待通りのコンパクトさ」に歓喜するも設定画面にてフリーズし、電源のオンオフでも改善せず、まったく使用できない状態に
GoPro HEROが届き「期待通りのコンパクトさ」に歓喜するも設定画面にてフリーズし、電源のオンオフでも改善せず、まったく使用できない状態に

| GoProはソフトウエア的な問題を抱えることも少なくはないが | さすがに「全く使えない」のは初めてである さて、注文していたGoPro HEROが(GoPro HERO 13 Blackに続き) ...

続きを見る

その一方、GoProはこのジャンルの先駆者なので「先行者利益」を獲得しており、そのぶん「知名度は抜群」。

よってDJI製品を使用していても「GoProですか?」と尋ねられることも多く、アクションカメラ=GoProという認識も根強いように思います。

そしてこの知名度に起因してリセールも非常に優れ、よって「買ってから売る」までのことを考慮すると、いかにDJI製品が割安といえど、GoProのほうが「失うお金は少ない」といった印象です。

ただ、「DJI製品のほうが品質・機能面で安心感があり、より美しい画像を取ることができる」のは間違いなく、そしてGoPro用マウントの多くが「そのままDJI製品でも使用できる」ことを考慮すると、徐々にDJIへと手持ちのアクションカムを移行させてゆこうかとも考えています(そしてここ数年のGoProは技術的進化が小さい割に値上げが続いている)。

L1019762

参考までに、GoProは「HERO」シリーズを毎年一回発売しており、ぼくはその都度新しいGoProを購入し、一番古いGoProを売りに出すようにしているのですが、今年はGoProを購入せず、かわりにOsmo Action 5 Proを購入するかもしれません。

合わせて読みたい、関連投稿

問い合わせの多い「撮影機器」。ボクはクルマ/バイクの走行動画撮影にこんな機器とアクセサリー(マウント)を使用している。カメラはGoProとDJI
問い合わせの多い「撮影機器」。ボクはクルマ/バイクの走行動画撮影にこんな機器とアクセサリー(マウント)を使用している。カメラはGoProとDJI

| 市販の製品ではなかなか満足できるものが見当たらず、ボクはけっこう「自作」グッズを使用している | やっぱり信頼できるのはGoPro純正アクセサリー さて、Youtubeに走行時の動画をUPした際、 ...

続きを見る

GoPro HERO 13 Blackを買ってみた。「12」からのハードの進化は最小限、しかし設定や撮影のしやすさが飛躍的に向上、「実際に使いやすく素早く撮れる」カメラに
GoPro HERO 13 Blackを買ってみた。「12」からのハードの進化は最小限、しかし設定や撮影のしやすさが飛躍的に向上、「実際に使いやすく素早く撮れる」カメラに

| さらに撮ったあとのスマートフォンへの転送もより簡単かつ高速に、そして編集の自由度も向上 | 使い切れないスペックよりも「実際に使える性能」が重視されている さて、GoPro HERO 13 Bla ...

続きを見る

ボクはこうやって運転中の動画を撮っている。その撮影に使用するデバイス(キャップ)をVer.1からVer.2へ
ボクはこうやって運転中の動画を撮っている。その撮影に使用するデバイス(キャップ)をVer.1からVer.2へ。なお、これを使用して撮影していたことで「変人」だと思われていたようだ

| うすうす感じてはいたが、実際に面と向かって言われるとちょっと驚く | ただしボクは人からの評価を気にすることはなく、今後も天上天下唯我独尊で行きたいと思う さて、動画撮影用のデバイスを改良したので ...

続きを見る

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

-■カメラやガジェットなど■
-, , , , ,