| なかなか思うようなミニカーを入手できないことも多く、その場合はやむなく「改造」することに |
ただ、その改造自体もなかなかに面白い作業ではある
さて、ぼくはこれまでに乗ってきたクルマを1/43サイズのミニカーにて集めていることはなんどかお伝えした通り。
ただ、ぼくはクルマを改造すること、カスタムオーダーにてクルマを発注することも多く、よって自分のクルマと「ドンズバで同じ」仕様を持つミニカーを入手することはまず稀であり、よっていつも「自分のクルマに近い」ミニカーを購入し、可能な範囲で実車に近づけるべく改造するようにしています。
そして今回は自分のミニJCWっぽくミニカーを改造することになり、その様子を紹介したいと思います。
1/43サイズのF56 LCIのミニはまず手に入らない
今回手に入れたのはJADI製のミニクーパー。
ぼくのミニはF56世代のJCW(ジョン・クーパー・ワークス)、かつLCI2(2回目のフェイスリフト)となるのですが、そもそもJCWだろうがなんだろうがLCI2世代のF56世代のミニは製品化されていないようで、そしてF56、R56世代の1/43モデルカーも市場からはほぼ枯渇しています(オークションサイトでは見つけることができるが、プレミアが乗って非常に高価である)。
よってようやく手に入ったのが2世代前のR50ミニクーパー。
これを自分のR56世代のミニJCW LCI2へと改造するわけですが、構造的な変更は行わず、ペイントとデカールのみで「それっぽく」仕上げます。
こちらはホイールをガンメタリックにペイントした状態ですが、ホイールを塗る際にはタイヤを「ちょっとずらすと」タイヤにペイントがつかずきれいに仕上がります(ほとんどの1/43モデルのタイヤはラバー製なので、ホイールからずらすのは容易である)。
そしてドアハンドルやミラーをブラックへ。
ルーフ、ウインドウ下のモール、前後バンパーのメッキパーツ、グリルなどもブラックへ。
ヘッドライトやテールランプのベゼルをブラックに塗るのは困難(不可能ではないが、マスキングなどの手間が必要)なのでそのままにしています。
ボンネットストライプはデカールで再現
その後はボンネットデカールを入れることになり、しかしこれはペイントではなくデカールにて。
こうやってデカールを切り出すのですが、自動車用のラッピングシートでは「厚みがありすぎる」ので、ラジコンカー用のステッカーの余り(これらはけっこう薄い)を活用しています。
こんな風にひとまず貼ってゆき、この際にはドライヤーを使用して曲面にフィットさせるのが吉。
ちなみにぼくは自分の髪にドライヤーを当てたことは一度もありませんが(自然乾燥。こだわっているわけではないが電気代がもったいないので)、「模型製作用」「自動車改造用」として異なる出力のドライヤーを複数用意しています。
そして余った部分をカットするとこう。
こちらがデカールを貼る前で・・・。
貼ったあとはこう。
参考までに、こちらは「無改造」状態です。
さらに参考までに、こちらは以前に乗っていたミニクーパーS(と同じ仕様に改造したミニカー)と。
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