｜ ウォルドーフ・アストリアは「日常とは隔絶された空間」で滞在を楽しんでほしいようだ ｜
部屋の備品のどんなところを取っても設計者の意図を見て取れる
さて、前回、前々回に続くウォルドーフ・アストリア大阪宿泊記。
今回は宿泊した「デラックスキングルーム」の様子をお伝えしたいと思います。
今回宿泊した部屋はこんな感じで・・・。
37階なので眺望も開けており・・・。
夜景はこう。
ウォルドーフ・アストリア「デラックスキングルーム」はこんな感じ
そこでこのキングルームをより詳しく見てみたいと思いますが、テーブルには「ウエルカムフルーツ」と・・・。
ウエルカム「苔」。※本当にこの苔は管内の至る所にある
時計はシックなアナログで、部屋の中は「非ハイテク」といった感じ。
メモ帳、TVのリモコンはベージュのシンセティックレザーのケースに覆われ・・・。
靴べらやブラシも同様の素材でカバー。
ゴミ箱も同様。
これは「ブランディング」ということもあるかと思いますが、「日常性を排除する（家で見るのと同じ景色やモノを見せない）」という配慮のひとつなのかもしれません（ノットアホテル青島でも同様の対応が見られた）。
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そして「宿泊客に気を遣わせない」という思想があちこちに見て取られ、多くのホテルでは「わかりにくい」照明もピクトグラムにて表示され、「わかりやすい」表示となっています。※しかも照明は「ゆっくり明るくなったり、ゆっくり暗くなったりする」設定
すべてのスイッチ類が同様の設定を持っています。
ベッドサイドのテーブルには箱がおいてあって・・・。
これは「ジュエリーボックス」。
部屋は全体的に淡い色調にて統一され・・・。
バスルームも同様。
照明もシックで「直接的な光」を避けており・・・。
和風っぽい装飾、そして間接照明。
どんな小さなところを取っても「手を抜いていない」という感じですね。
ヒルトングループは全力で「環境配慮」
現在ヒルトングループでは徹底して「環境対策」を進めており、そのため石油由来の製品（具体的にはビニールやプラスチック）を排除しており、よってランドリーバッグなどは「布製」。
そして「WALDORF ASTORIA」のロゴは刺繍によって再現されるという上品な仕上げです（スリッパ入れだけはプリント。これは宿泊客が持って帰ることを想定しているからなのかもしれない）。
歯ブラシやシェーバーも「ウッド」、そして歯磨き粉は「紙袋」入りという徹底ぶり。
「ペットボトル」ではなくガラスの瓶を使用することでリサイクル可能に。
ハンガーももちろん木製。
アメニティ類は一通り揃っており、海外のヒルトングループのように「最小限」ではないもよう。
ボディスポンジは「ヘチマ」、そしてもちろん紙箱に加え、環境に優しい「大豆インク」による印刷。
ウォルドーフ・アストリア大阪へと宿泊した際の動画はこちら
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