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久しぶりに北京へと行ってきた。利用するのは中国東方航空、関空から北京大興国際空港、そして宿泊先のヒルトン北京 王府井へ

久しぶりに北京へと行ってきた。利用するのは中国東方航空、関空から北京大興国際空港、そして宿泊先のヒルトン北京 王府井へ

| ボクにとっては「10年以上ぶり」の北京訪問である |

この目で「10年以上の進化」を見てみたい

さて、久しぶりに北京へ。

なお、これまでに何度か北京を訪問したことはあるものの、ほぼ「素通り」しており、空路なり自動車なり鉄道なりで他の地域へとすぐに移動していたため、実質的に「北京を自分の足で歩く」のは今回がはじめてだと言っていいかもしれません。

今回は「プライオリティパス」を利用可能

そして今回はプライオリティパスを利用することができる久々の海外旅行となり(もう10年以上前に解約しており、それ以降はダイナースに付帯される空港ラウンジ利用サービスを使用している)、このプライオリティパスは先日加入したMFUJ アメックスカード(三菱UFJカード・プラチナ・ アメリカン・エキスプレス)に付与されるサービスです。

実際のところ、プライオリティパス目当てでMFUJアメックスに入会していて、今回の北京を皮切りに1年ほど使用してみたのち「使い勝手が良ければ」継続してMFUJアメックスを利用し、いまひとつ利用価値を見いだせなければ解約しようと考えているのですが、出発地である関西国際空港で利用できるのは以下の通り。

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関西国際空港で利用できるプライオリティパス対応ラウンジ / レストラン

  1. KIXエアポート カフェラウンジ「NODOKA」
  2. ぼてぢゅう1946
  3. Japan Traveling Restaurant by BOTEJYU
  4. ラウンジ金剛

それぞれ簡単に説明してみると、「1」は空港向かいの「エアロプラザ」なる商業施設内に入っており、つまりは「チェックイン前に(チェックインしなくても)利用可能」なのですが、逆に「チェックインまでの時間がない時」「チェックインに時間がかかりそうな繁忙期」にこれを利用するのは難しそう(ゆっくりできない)。※ただ、帰国した時には(時間的制約がなければ)ゆっくり利用ができる

「2」は逆にチェックイン後の南ウイング(国内線)にあって、「3」もやはりチェックイン後の南ウイング(国内線)にて店舗を構えており、サービス内容としては「3,400円までの飲食費を負担してくれる」というものです。

ただ、今回は国際線を利用するために「2」「3」の利用はできず、結果的に(国際線のチェックイン後に利用できるのは)「4」のみとなってしまい、こちらはこれまでのダイナースのサービス範囲内でも利用が可能であったおなじみのラウンジです(つまり、関空に限ってだと、ぼくにとってプライオリティパスを持つメリットはあまりない)。

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利用するのは中国東方航空

そして今回利用するのは中国東方航空で、「中華系航空会社」ということで色々と不安の声を聞くものの、今まで数え切れないほど利用している中で(チェックイン、機材、機内食、サービスなどに)不満を持ったことはなく、ぼくとしてはとくに気にせずに利用しています。

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ちなみにエコノミークラスは「経済」と記されており、ちょっと面白いと感じるところです。

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なお機材(航空機)はちょっと小さめ。

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エコノミークラスは3列×2という構成です(席にモニターはない)。

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機内食はこんな感じで、これは「シーフードヌードル」。

もうひとつの選択肢は「ポークライス」ですが、このシーフードヌードルは普通に「美味」です。

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シートはレカロ。

北京には空港が2つある

そして向かう先は「北京大興国際空港 (Beijing Daxing International Airport=PKX)」。

北京には2つ空港があり、今回は意図的に北京大興国際空港を選択しているのですが、その理由は「ザハ・ハディッドが設計したから」。

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とくにザハ・ハディッドによる建築物が好きというわけではないものの、非常に評価が高い空港でもあり、「これは見ておかねばなるまい」と考えたわけですね。

2つの空港の特徴は以下のとおりで、以前からある北京首都国際空港は「自動車を利用する場合は往路・復路とも渋滞がきつく時間を読みにくい」といった印象を持っており、そのために2つ目の空港「北京大興国際空港」が建設されたのかもしれません。

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北京首都国際空港 (Beijing Capital International Airport, PEK)

  • 場所: 北京市の中心部から北東に約25〜30kmの位置
  • ターミナル: 現在、主にターミナル2 (T2) と ターミナル3 (T3) が運用される
    • T3は非常に大きく、国際線や主要な航空会社が多く利用しているが、T3内はさらにC、D、E座に分かれており、国際線利用の際にはターミナル内シャトルでT3Eへ移動する必要がある(とにかく空港内の移動距離が長く、乗り継ぎにはかなりの時間的余裕を見ておかねばならない)
  • アクセス: エアポートエクスプレス(地下鉄・鉄道)で市内(東直門など)と結ばれており、アクセスに優れる

北京大興国際空港 (Beijing Daxing International Airport, PKX)

  • 場所: 北京市の中心部から南に約46km(直線距離で約42km)の位置に新設
  • ターミナル: 1つの巨大なターミナルビルがあり、地下には交通システム(地下鉄・高速鉄道)が乗り入れている
  • 特徴: 2019年に開港した新しい空港で、非常に特徴的な「ヒトデ型」デザインを持つ
  • アクセス: 大興空港線(高速鉄道/地下鉄)などで市内と結ばれ、首都空港よりも中心部からはやや遠いものの、新しい空港だけあってアクセスが整備されている。北京中心地からは遠くとも、空港内の移動効率性を考慮すると、空港到着から市内に至るまでの時間は北京首都国際空港とそう大きくは変わらないようだ
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北京大興国際空港はこんな雰囲気

そしてここからは北京大興国際空港の様子について。

まずは入国審査と権益に際しては(上海同様に)、その簡素化のためにオンラインにて指紋の登録を行うこととなるのですが、そのための機械の殆どはメンテ不足で動作しておらず・・・。

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結局は「紙」へと記入して入国審査へと向かうことに。

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なお、発着便数が少ないようで空港内はかなり閑散とした印象。

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念の為自動両替機にて中国元を用意(基本的に中国はキャッシュレス社会である)。

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北京大興国際空港から北京市内へはこうやって移動する

北京大興国際空港から北京市内に到達するには以下のような手段が存在しますが、今回選択肢たのは「高速鉄道」。

アクセス方法路線/名称所要時間(目安)運賃(目安)特徴
地下鉄大興空港線約20〜30分(草橋駅まで)35元(普通席)渋滞の心配がなく、比較的速くてリーズナブル。草橋駅で地下鉄10号線などへ乗り換え可能。
高速鉄道京雄城際鉄道約30〜36分(北京西駅まで)25〜30元(2等席)最も速い手段の一つ。北京西駅で地下鉄7号線・9号線へ乗り換え可能。
空港バス各方面行き路線約1.5〜2時間40元前後北京駅、北京西駅、北京南駅など、主要な駅へ運行。
タクシー/配車サービス高速道路利用約40分〜1時間以上150元前後目的地まで直行可能ですが、時間帯により渋滞に注意が必要。
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特にチケットを入手せずとも、VISA、アメックスなどのクレジットカードを使用し「タッチ決済にて」乗車することが可能です。

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車内はこんな感じで・・・。

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「草橋」という終点まで向かい、そこからタクシーに乗って宿泊先へと向かいますが、タクシー乗り場には「タクシーが一台もなく」、どうやらそれはほとんどの人が「DiDiでタクシーを呼ぶから」で、そのため「乗客待ち」「流し」のタクシーがほぼ存在しないという状態となっており、そのためぼくもDiDiにてタクシーを呼び寄せホテルへと向かうことに。

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