思ったよりもカスタムの範囲が大きかった
アストンマーティンは先日「DBSスーパーレッジェーラ」の限定モデル、「タグホイヤー・エディション(TAG HEUER Edition)」を発表していますが、今回はその詳細画像、付属する腕時計の画像、そして車両価格が邦貨換算で4200万円であることを発表。※標準仕様のDBSスーパーレッジェーラは3400万円くらいなので、かなり高価な特別仕様車ということになる
DBSスーパーレッジェーラ・タグホイヤー・エディションは限定50台
アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ・タグホイヤー・エディションは50のみの限定モデルですが、クルマの仕様と同じ腕時計「DBSエディション・カレラ・ホイヤー02(DBS Edition Carrera Heuer 02)」が付属するのが一つの特徴。
文字盤はもとのホイヤー02同様「スケルトン」構造を採用するものの、DBSスーパーレッジェーラのグリル同様、「ヘキサゴン」状にカットされていることがわかりますね。
そのほかベルト(ストラップ)はDBSスーパーレッジェーラをイメージしたエンボス加工が施され、ケースもDBSスーパーレッジェーラに使用されるフォージドカーボンを、そして全体的なカラーリングにも「ブラックとレッド」を採用し、車両を強く意識したデザインが与えられています。
ちなみにベースとなる「タグ・ホイヤー・カレラ・キャリバー・ホイヤー02」はこういったデザイン(トゥールビヨンを除くと、70万円くらい~112万円くらいの価格帯)。
DBSスーパーレッジェーラ・タグホイヤー・エディションはこういった仕様を持っている
車両としてのDBSスーパーレッジェーラ・タグ・ホイヤー・エディションも当然ながら「ブラック×レッド」の仕様を持っており、ボディカラーは「モナコブラック」。
一方でルーフ、ミラー、エアベント、ルーバー、スプリッター、スポイラーはマット仕上げのカーボン地となっています。
そしてホイールもブラック、ブレーキキャリパーはレッド、タイヤレターもレッド(タイヤはピレリ・カラーエディション)。
「Superreggera」「DBS」バッジは鍛造カーボン製ですね。
インテリアもブラック×レッド
そしてDBSスーパーレッジェーラ・タグホイヤー・エディションのインテリアも当然ブラック×レッドですが、ブラックレザーにブラックアルカンターラ、レッドステッチ、そしてセンターコンソールやドアインナーパネルのトリムには鍛造カーボンという組み合わせ。
ボディ同様、同じ「ブラック」でも光沢によってコントラストが設けられており、なんとも豪華な印象を与えます。
なお、DBSスーパーレッジェーラ・タグホイヤー・エディションの各50台は、アストンマーティンCEO、アンディ・パーマー氏によって一台一台検品されてから出荷される、とのこと。
今回のコラボレーションが実現したのはアストンマーティンとタグホイヤーとのパートナーシップ契約締結によるもので、他に腕時計メーカーと自動車メーカーとのコラボレーションだと、「フェラーリとウブロ」「ランボルギーニとロジェ・デュブイ」「シェルビーとボーム&メルシエ」「レンジローバーとゼニス」「アルピーヌとTISSOT」「ルノー・スポールとベル&ロス」「マセラティとブルガリ」「ベントレーとブライトリング」「メルセデスAMGとIWC」「ブガッティとパルミジャーニ・フルリエ」といったところが有名です。