| 正式名称はOn Her Majesty’s Secret Service DBS Superleggera |
アストンマーティンがDBSスーパレッジェーラに、「新たなる限定モデル」を追加。
これは1967年に公開された007映画「女王陛下の007(On Her Majesty’s Secret Service)」50周年を記念した特別仕様を持ち、その名もズバリ「On Her Majesty’s Secret Service DBS Superleggera(長い・・・)」。
今後も007映画にちなんだ限定モデルが多数登場しそう
On Her Majesty’s Secret Service DBS Superleggera(オン・ハー・マジェスティーズ・シークレット・サービスDBSスーパーレッジェーラ)最大の特徴は、専用ボディカラー”オリーブグリーン”ですが、その他にもダイヤモンドカット仕上げの鍛造ホイール、カーボンファイバー製フロントスプリッター、サイドブレードなど特別装備が盛りだくさん(フロントグリルの形状も標準モデルと異なり、60年代のDBS風)。
「女王陛下の007」は、ジョージ・レーゼンビーがジェームズ・ボンドを演じた唯一の作品で、登場したボンドカーはもちろん「アストンマーティンDBS」。
DBSスーパーレッジェーラと並ぶのが 「女王陛下の007」に登場したアストンマーティンDBSということになりそうですが、劇中ではもうちょっと濃いグリーンに見えますね。
現在、アストンマーティンとジェームズ・ボンド映画(007)とは切っても切れない関係にあると思いますが、アストンマーティンは映画とのタイアップに相当な額を支出していると思われます。
ただ、今回のような限定車の発売、これまでにも行われた「007と関連したプロモーション」によって知名度そしてブランドバリューを高めることができるとなると、「投資したお金以上に」大きなリターンがあるのでしょうね。
そしてアストンマーティンに限らずですが、年々ホイールのデザインは複雑に。
サイドブレードには「On Her Majesty’s Secret Service」の略、「OHMSS」の文字。
アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ「On Her Majesty’s Secret Service」のインテリアはこうなっている
そしてこちらはOn Her Majesty’s Secret Service DBS スーパーレッジェーラのインテリア。
ブラックをベースにグレーのアルカンターラ、レッドのアクセントが使用されています。
シートやセンターコンソールに使用されるステッチはレッド、アームレスト内など「普段見えない」部分もレッド。
こういった「オーナーにしかわからない部分」をカスタムするのは英国で言うところの”ヒドゥン・デライト”というヤツですね。
インテリアカラーはもちろん劇中に登場した1969年製のアストンマーティンDBSをイメージしたものですが、サイドシルにも限定モデルであることを表す「007」「OHMSSエディション」のプレートが装着。
左右シート中央にも「007 OHMSS Edition」の文字。
オーディオシステムはバング&オルフセンのようですね。
このOn Her Majesty’s Secret Service DBSスーパーレッジェーラは、映画公開50周年にあわせて50台のみが製造される、とのこと。
英国での価格は300,007ポンド(最後の”007”はひとつのユーモア)、納車は2019年第四四半期から。
ほかにもある、アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラの限定モデル
なお、DBSスーパーレッジェーラはアストンマーティンにおける最も新しいラインナップですが、これまでにも様々な限定モデルが登場(それだけ”DBS”は歴史的価値がある)。
こちらは1959年のル・マン24時間レースにて、1-2フィニッシュを飾ったDBR1へのオマージュ、「DBSスーパーレッジェーラ 59エディション」。
そして腕時計メーカー、「タグ・ホイヤー」とのコラボレーションを記念した「DBS」スーパーレッジェーラ・タグ・ホイヤーエディション」。
VIA:Astonmartin