| やはりレンジローバーのカスタムセンスは比類ない |
「バイカラー」RANGE ROVERバッジはなかなか思いつかない
さて、ランドローバーは次期「レンジローバースポーツ」の開発を進めており、プロトタイプらしきクルマも目撃されていますが、今回は現行レンジローバースポーツに「SVRアルティメット・エディション」を追加。
これはランドローバーのカスタム車両製作部門、スペシャル・ビークル・オペレーションズ=SVRが手掛けたもので、ボディカラーにはグロス・マヤ・ブルー、グロス・マール・グレー、サテン・リグリアン・ブラックの3色が用意され、最初の2つは"星のような強烈な輝きを放つ壮大なガラスフレーク技術 "を採用しています(このSVRアルティメット・エディション専用色)。
アクセントはナルヴィクブラックにフジホワイト
なお、ボディカラー3色のうち、どのカラーを選択してもルーフはナルヴィクブラックとなり、さらにはフジホワイトのエッジにブラックのローレット加工が施された「Range Rover」バッジが与えられることに。
そしてフロントフェンダー上のサイドギルもナルヴィクブラックにフジホワイト。
そのほかの特別装備だとカーボンファイバー製のボンネットやグリルにミラー、テールゲートフィニッシャーに施されたナルヴィクブラックのアクセントが施され
22インチの鍛造アロイホイールには、ブラックキャリパーを備えた高性能ブレーキシステムが採用されています。
ちなみこの画像は「Bピラー」で、ドアを開けるとこのSVRバッジが見えるということになりそうですが、これもまたオーナーにしかわからない英国流のたのしみである「ヒドゥン・デライト」ということになるのかもしれません。
レンジローバースポーツSVRアルティメット・エディションのインテリアはこうなっている
こちらはレンジローバースポーツSVRアルティメット・エディションのインテリア。
カラーはエボニーとシーラスの2種類から選ぶことができ、ウィンザーレザーとスエードクロスを使用したSVRロゴ入りのパフォーマンスシートがお勧め、とのこと。
「Ultimate Edition」シルプレートが装着され、特別仕様ということをさりげなくアピール。
レンジローバースポーツSVRアルティメット・エディションに搭載されるのはスーパーチャージド5.0リッターV8エンジン、最高出力575ps/最大トルク516lb-ft(700Nm)を誇ります。
レンジローバースポーツSVRアルティメット・エディションは0-60mph(0-96km/h)を4.3秒で駆け抜け、最高速度は176mph(283km/h)に達し、"ランドローバー史上最速、最強、そして最もダイナミックなモデル "として君臨し、実車の公開は9月に開催されるサロン・プリエヴェにおいて行われるそうですが、すでに本国では受注が開始されており、その価格は123,900ポンド(日本円で約1870万円)に設定されています。
相当に高価なモデルではあるものの、随所に特別感が漂っており、オーナーとしては「乗るたびに満足感が感じられる」モデルなのかもしれませんね。
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