Image:MIIT
| 3ドア版のミニ ジョンクーパーワークスはなかなかにアグレッシブなエアロパッケージを持っている |
おそらく、唯一のネックはその「価格」である
さて、新世代ミニのエレクトリックバージョンの生産は中国へと移管されていますが、今回は中国車があたらしく発売される際に「事前の登録が必須」である工業情報化部(MIIT)経由にて新型ミニ 3ドアハッチバック / エースマンのジョン クーパー ワークス (JCW)バージョンの情報が明らかに。
なお、最大のトピックはJCWとしてはもっともパワフルな部類に属する「255馬力の」エレクトリックモーターが搭載されていることで、クーパーEVの181馬力、クーパーS Eの215馬力に比較しても大幅に向上した数字です。
新型ミニ 3ドアハッチバック ジョン クーパー ワークスはこんなクルマ
そこでこの新型ミニ 3ドアハッチバック”ジョン クーパー ワークス”を見てみると、7月に開催された7月にグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにてされたミニ ジョン クーパー ワークス E プロトタイプとほぼ同じ外観を持ち、全長は3,863ミリ、全幅1,756ミリ、全高は1,458ミリ、車体重量は1,670kg、ホイールサイズは18インチ。
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逆にバッテリーサイズについては記載がなく、おそらくほかのエレクトリックミニと同じく51.5kWhサイズになるものと思われ、しかし満充電あたり航続距離はパワーアップによって(ミニクーパーS Eの)456kmから大きく短縮されるものと思われます。
バッテリーの供給先はSボルト、そしてこれは現地でミニを製造するスポットライト(東光汽車)の親会社、長城汽車の関連会社として知られています。
画像を見ると、バッジ含む多くのパーツがブラックにペイントされ、チェッカーフラッグをモチーフにしたグラフィックを用いたリアハッチ(専用バッジも装着されている)、ボディカラー同色のリアディフューザーなどが見られますが、工業情報化部に届け出られた内容を見るに、コントラストルーフやボンネットステッカーなどのオプションも用意されるようですね。
新型ミニ・エースマン エースマン ジョン クーパー ワークスはこんなクルマ
そして一方こちらはエースマン JCW。
ボディサイズは全長4,094ミリ、全幅1,754ミリ、全高1,515ミリ、ホイールベースは2,606ミリというサイズを持ち、やはりレッド、そしてところどころ用いられるブラックのアクセントが特徴的。
車体重量は1,768kg、ホイールサイズは19インチだと記載されています。
リアビューに関しては、ブラックアウトされた部分がないこともあり、ハッチバックよりはやや大人しく感じられます(エアロパーツもやや低刺激になっているようだ)。
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参照:MIIT, Car News China