>ブガッティ

これを本当にやってしまう人はいるのか?マンソリーがブガッティ・シロンの究極カスタム「チェントゥーリア」を提案

2023/08/15

これを本当にやってしまう人はいるのか?マンソリーがブガッティ・シロンの究極カスタム「チェントゥーリア」を提案

| ブガッティの場合はノーマルこそが「完全に調和が取れた状態」であり、そこをあえて崩そうとするオーナーは非常に限られるだろう |

ただし世界は広く、シロンオーナーのうち1人や2人はそこに踏み込む人がいるかもしれない

さて、マンソリーがブガッティ・シロンのカスタムを提案すべく、その画像を自身のFacebookページへと公開。

現段階ではCGにとどまるようなので実際にこのカスタムがなされた個体があるようではないようですが、もしかするとすでに顧客からのオーダーがあり、その注文を実行するためにこのCGが制作されたのかもしれません。

なお、ブガッティは過去にヴェイロンを数台カスタムしたことがあり、さらにはフェラーリ・モンツァSP2のような希少車にも手を入れたこともあるので、シロンについても依頼さえあればためらいなく改造に踏み切ることになりそうですね。

まさかのフェラーリ・モンツァSP2「マンソリー・カスタム」登場!今はフェラーリへの冒瀆だと取られそうだが、時間が経つとケーニッヒのように評価されるかも
まさかのフェラーリ・モンツァSP2「マンソリー・カスタム」登場!今はフェラーリへの冒瀆だと取られそうだが、時間が経つとケーニッヒのように評価されるかも

| ただしケーニッヒには純粋な信念と愛があるように思う | ただ、見る限りでは不可逆的な改造は行ってなさそうだ さて、過激なチューニングスタイルにて中東やモナコにて大きな人気を博するマンソリー。ブラバ ...

続きを見る

マンソリー×ブガッティ・シロンは「Centuria」

なお、マンソリーは自身の作品に名称を与えることがあり、このシロンについては「Centuria(チェントゥーリア)」と命名されています。

画像を見る限りではフロントバンパー、フロントフェンダー、フロントフードが入れ替えられ・・・。

363844748_686413310197323_220241559707734968_n

ホイールも交換済み(カーボンファイバー製のエアロカバーが装着されている)、そしてサイドにはフローティング構造を持つエアロパーツ、そしてルーフにはエアスクープ(シュノーケル)が装着済み。

366542512_686413323530655_2702286126847548923_n

リアだとディフューザー、バンパー、ウイング、エンジンフードが変更されているようですね。

366538007_686413316863989_5859085163853539849_n

インテリアだとマンソリーが最近多用する「ターコイズ」をアクセントに用いた仕様へと「総張り替え」。

なお、ブラバスもこういったターコイズブルーというかティファニーブルーを多用する傾向にありますが、その理由はおそらく「(これらチューナーのメイン顧客が住む)中東ではターコイズブルーが好まれる」からだと思われます。

366259908_686413306863990_7759032318136943968_n

どういった人が一体ブガッティをカスタムするのか?

そこで気になるのが「どういった人がブガッティをカスタムするのか」。

ブガッティはもともと究極のカスタマイズ性を誇っており、よって多くのオーナーは新車購入時に自身のブガッティをカスタムするものと思われます。

ただ、エクステリアだとカラー、インテリアだとカラーや素材の変更はできるものの「構造変更までを行う」ことは許されず、それはブガッティのクルマがすでに機能的に完成されているためで、よってどこかに手を入れるとバランスが崩れてしまうからだと推測されます(そして僅かな変更であっても、時速400キロ以上で機能するようにテストを行わねばならず、時間とお金がかかりすぎる)。

363848601_686413326863988_6715981021283970801_n

ブガッティ「シロン・ピュール・スポールがなぜ通常のシロンの2倍以上の価格なのか?その理由はこうだ」

| たしかに見た目があまり変わらないのに「倍の値段」はおかしいと思ってた | ブガッティはシロンの限定モデル、「ピュールスポール(ピュアスポーツ)」を発表していますが、現在は発売に向けて開発を進行中。 ...

続きを見る

よって、「形状を変更したい」オーナーであればブガッティ本社に頼らず、マンソリーのようなチューナーへとカスタムを依頼する可能性が考えられ、しかしブガッティが本来持つ性能を多少なりともスポイルしてしまうこと、そして芸術性を損なうと同時に価値を下げてしまうことを考慮すると、そのリスクを冒してまでカスタムを行うことはないかもしれませんね。

363447004_686413333530654_4831484582481612863_n

そしてもう一つは「新車でブガッティを買えなかったオーナーが、自身の思うような仕様を実現したい場合」。

ブガッティは厳しい購入制限を設けているといい、そしてその「制限」はお金で解除できるものではなく、つまり「いくらお金を持っていても購入する権利を貰えるとは限らない」のがブガッティ。

よってブガッティを新車で購入することが叶わなかった人は中古にてブガッティを購入せねばならず、しかし売り物が少ないために自分がほしいと考える仕様に出会える可能性が非常に小さいのだと思われます。

363841270_686413313530656_2760402161866769224_n

よって「売り物が出たら」ひとまず入手し、そこから改造を行うことになるケースも想像できますが、それでもやはりその価値が下がる可能性を無視してまでカスタムを行わないかもしれません。

ただ、世の中には「自分が思うような仕様を実現できるのであれば、ブガッティ1台分のお金を捨てても構わない」というような人が世界には一人が二人はいるものと思われ、そういった人が頼りにするのがマンソリーなのでしょうね。

366549346_686413330197321_9057653361909261825_n

合わせて読みたい、マンソリー関連投稿

汚れを気にしちゃ乗れないな。マンソリーが全身ほぼホワイト、「ロールス・ロイス・ドーン・パルスエディション」を公開
汚れを気にしちゃ乗れないな。マンソリーが全身ほぼホワイト、「ロールス・ロイス・ドーン・パルスエディション」を公開

| とんでもなく突飛な仕様ではあるが、こういったカスタムを好む人も少なからず存在する | おそらくカスタム費用は軽く「ロールス・ロイス1台分」だろう さて、いつも奇抜なカスタムカーを多数公開しているマ ...

続きを見る

まさかの「上下」グラデーション。マンソリーが10台限定、ポルシェ911ターボSのコンプリートカー、P9LM EVO 900を発表。もちろん出力は900馬力
まさかの「上下」グラデーション。マンソリーが10台限定、ポルシェ911ターボSのコンプリートカー、P9LM EVO 900を発表。もちろん出力は900馬力

| マンソリー、そしてブラバスは個性が強すぎてなにかと非難されることも多いブランドだが、そのぶん熱心なファンも多いようだ | 意外なことだが、モナコにはマンソリーの支持者がけっこう多く存在するもよう ...

続きを見る

外装ゴールド、内装ホワイトという「中東的な」ランボルギーニ・ウルスのカスタムカーが公開。手掛けたのはもちろんマンソリー、ホイールはゴールドのディッシュタイプ
外装ゴールド、内装ホワイトという「中東的な」ランボルギーニ・ウルスのカスタムカーが公開。手掛けたのはもちろんマンソリー、ホイールはゴールドのディッシュタイプ

| この仕様はなかなか一般の人では考えつかない | 意外にランボルギーニ・ウルスにディッシュタイプのホイールはよく似合う さて、これまでにも「ランボルギーニ・ウルスのクーペ化」「メルセデス・ベンツGク ...

続きを見る

参照:Mansory(Facebook)

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Cirqua_Recommend / 1845256

->ブガッティ
-, , , ,