フランス国家憲兵隊に「パトカー仕様」アルピーヌA110が納車！ホイールは標準の17インチから18インチに

｜　さすがにフランスだけあって憲兵隊でもオシャレを忘れない　｜

合計で26台のアルピーヌA110が公務に当たることに

さて、先日はフランス大統領専用のDS7クロスバック「エリゼ」が公開されたところですが、今回はフランスの国家憲兵隊が使用するアルピーヌA110”パトカー”の姿が公式発表されることに。

今回お披露目となったのは、今年10月にフランス内務省がアルピーヌに対して発注していた26台のうちの2台であり、今後（残りの24台とともに）フランスの統治と法執行に携わることになります。

なお、「国家憲兵隊」は人口2万人以下の小さな町や農村を担当するフランスの警察組織であり、一方、パリなどの都市部を担当するのが「国家警察」なのだそう。

アルピーヌA110パトカーはこんな仕様を持っている

そこで今回納車されたアルピーヌA110ですが、ネイビーのボディカラーにイエローとレッドのストライプ、そして車体中央とサイドにはホワイトのストライプに「Gendarmerie（国家憲兵隊）」の文字。

そしてサイドにはフランス語で「私たちの約束、あなたの安全」という文字が記され、さらにはフランス国旗も。

なお、先日公開されたDSクロスバック・エリゼにもフランス国旗が記されていたので、とにかくフランス人は「フランスに対して誇りを持っている」ということになりそうですね。

ちなみにルーフに取り付けられたパトライトはブルーに発光します。

ホイールは標準の17インチではなく、オプションの18インチサイズ。

レッドとイエローのストライプは反射素材

このレッドとイエローのストライプ、Gendarmerieの文字には反射素材が用いられており、これは欧州の警察車両によく見られる仕様ですね（反面、アメリカや日本の警察車両がこういった反射素材を車体に用いることは少ないように思う）。

ちゃんとA110のディティールに沿ったカッティングを持つようです。

リアは全面に反射素材を使用したイエローとレッドのストライプ。

アルピーヌA110は、最高出力249ps（185kW）、最大トルク236ps（320Nm）の1.8リッターターボエンジンを搭載したライトウェイトスポーツカーですが、このクルマで公務を行えるとは、フランス国家憲兵隊はなんとも幸せなのかもしれませんね。

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