さて、現在車の購入を考えていて、それにあたりBMW i3を放出するかどうか検討中。
i3は非常にランニングコストが安く保有しておいても良いのですが、なんせトラブルがちょっと心配。
ここのところ半年ほどは奇跡的に何もトラブルが出ておらず、「このまま乗っておいてもいいか」と考えたりもするのですが、保証が切れると修理費用が高くつく可能性があること、もうすぐ日産リーフが発売されそうで、日産リーフは航続可能距離が400〜500キロくらいあるという噂もあり、そんなEVが出てきたらi3はもう値段がつかなくなるんじゃないか、売るなら今しかないんじゃないか、と考えたり。
ただ、中古のBMW i3の相場を見ると恐ろしいことに異常なほど下がっていて、なんと2015年登録、走行わずか3000キロの個体が200万円を切る、という状況に。
しかもこれはBMW正規ディーラーの販売する認定中古車(普通の中古車さんより割高)なんですよね。
しかしこれはレンジエクステンダー(発電機)が装備されておらず、レンジエクステンダー付きだとどうなのか?と思って探してみると、こちらは250万円を下回ったくらい。
半年くらい前に見たときは300万円を切ったあたりだったのですが、情け容赦なく相場が下がっている、という感じですね。
このぶんだと売却価格は当然200万円に達せず、ぼくのi3は結構距離を走っているので、もしかすると驚愕の「100万円以下」の可能性も出てきます。
いやいや買った時の総支払額609万円よ?と思うのですが、2年でまさかここまで下がろうとは。
通常の車よりも値下がりが大きいことは予想していたのですが、「どこかで下げ止まるだろう」という甘い読みもあり、しかしその読みは見事外れた、と言って良さそうですね。
値下がり率にしても、値下がり額にしても今まで購入したどの車よりも「下がった」と断言でき、「やっぱりEVは(ガソリン車と価格が同等になると言われる)2025年あたりまでは買うべきではない」と改めて思い知らされた次第。
ちなみに現在の候補は
・アウディTT TFSI 2.0 Quattro
・ミニクーパーS
・トヨタFJクルーザー
・ホンダ・シビック・タイプR
と言った感じ。
ゴルフRはポルシェ・ボクスター/ケイマンよりも優れる加速、そして優れた燃費、優れた装備と適度にコンパクトな車体、4WDが魅力。
ただしVWブランド、というのが唯一にして最も「引っかかる」ところです。
アウディTTはバーチャルコクピット、4WD、シーケンシャルLEDウインカー、優れた燃費が高ポイント。
特にマイナスはなく、あらゆる面で優等生(しいて言えば刺激に欠けるか)。
なおアウディTTはメーターや4WDシステム、トランスミッションが(たぶん)ウラカンと同じで、ウラカンを「前後逆」にしたような車。
その意味では「似たような車」となり、これがいいようなそうでないような、という感じです。
ミニクーパーSは走行性能の高さ、燃費の良さ、独自の世界観が良いですね。
パーキングブレーキが電気式であれば、そして4WDがあれば、というのが「惜しい」ところ。
FJクルーザーは外見的に最も気に入っているのですが、4リッターV8を”足”として乗るのはちょっと・・・と思います。
ただ、近年稀に見る「値段が下がらない車」で、維持費を考えなかればこれがベスト(売却時の高さで維持費をカバーできそうではありますが)。
シビック・タイプRについては7月登場の新型ですが、幅が1875ミリ、とポルシェ911より大きいのがちょっと難点。
他にもいくつか候補(メルセデス・ベンツGLA、レンジローバー・イヴォーク、レクサスNXなど)があり、もうちょっと考えてみよう、と思います。
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