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【統計】平均燃費はマツダが5年連でNo.1、全体の燃費とエンジンパワーは自動車史上最高レベルに

2018/01/30

| マツダの燃費は5年連続で世界No.1(米統計) |

mazda

米国環境保護庁=Environmental Protection Agency (EPA)が各種統計を公開しており、これによると最も燃費の良いメーカーはマツダ。
ついでヒュンダイ、ホンダ、スバル、日産、キア、BMW、トヨタ、メルセデス・ベンツ、フォード、GMといった順(ここまでが平均値を超えているメンツですが、コンパクトカーの多いVWが入っていないのは意外)。
加えて、統計を取り始めて以来「燃費の平均値は過去最高を記録した」とのこと。

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こちらはエンジンパワー、燃費、車体重量の推移。
車体重量は各規制や安全装備の標準化によってなかなか減りませんが、それでも今後は減少してゆきそうな雰囲気(実際にBMWやフォルクスワーゲン、スズキなどはモデルチェンジによって数十キロ単位の軽量化を実現している)。
反面、燃費やエンジンパワーはその数値が上昇しており、現代の車は「よりパワフルに、より燃費がよく」なってきていることもわかります。

こちらは燃費ランキング(燃費はマイル・パー・ガロン)。
ハイブリッドが得意なトヨタが上位に見られないのは、「アメリカではトラックを多く販売している」からなのかもしれません。

こちらはもう一つ面白い統計で、「省燃費のために採用される技術」。
「ターボ」だとBMWや、メルセデス・ベンツ、アウディがぶっちぎり。
「気筒休止システム」だとGM、ホンダ、フィアット・クライスラー(FCA)が目立ち、欧州勢はほぼ登場してない状態です。
反面「アイドリングストップ」ではBMWやとメルセデス・ベンツが突出。
CVTの採用はスバル、日産、トヨタ、ホンダと日本の自動車メーカーが多く、多段トランスミッションだとメルセデス・ベンツとBMWがトップ2。

これを見るに、日本の自動車メーカーは「CVT」を省燃費技術と捉え、アメリカの自動車メーカーは「気筒休止システム」、欧州だと「ターボと多段化」というトレンドとなりそうですね。

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