外装パーツの多くはカーボン製へ。エアロフリックも追加
アウディのチューンで知られるABTより、アウディRS5のコンプリートカー「RS5-Rスポーツバック」が発売に。
これは世界50台限定にて発売されるもので、2.9リッターツインターボエンジンは450馬力から510馬力へと出力が増強。
これはABTの開発によるECU、ラジエターへのウォーターインジェクション、カスタムエキゾーストシステム、インテークのアップグレード等によって達成されたもの。
ホイールは21インチ、テールパイプはカーボン製
エクステリアだとフロントスポイラー、フロントグリル、ドアミラーカバー、ホイールアーチベント等がカーボンファイバー製に置き換えられ、同じくカーボン製のエアロフリックも追加されています。
もちろんサスペンションはローダウンされてスタビライザーも強化済み。
ホイールは「ABT GR SPORT」、21インチサイズとのこと。
リアディフューザーもカーボン製、そしてテールパイプは102パイの4本出しとなり、テールエンドにはカーボン製のスリーブ付き。
アウディのフォーリングス、「RS 5」などバッジ類はブラックに。
ボディカラーはおそらくアウディ純正、そしてRSモデル専用色(限定にてほかモデルに与えられることもある)ナルド・グレー。※SEMAに展示されていたものはマット仕上げのナルドグレーだった
ブラックやカーボンとの相性が非常に良い色ですね。
グリルフレームはカーボン製に、そしてフロントスポイラーの「quattro」文字は「RS5-R」文字へと置き換え。
インテリアもその多くがカーボンパーツへと置き換えられ、センターコンソールやシフトノブがカーボン製に。
その他シートサイドのカバーもカーボン製に。
外装同様、内装のあちこちにも「RS5-R」ロゴ、限定モデルであることをあらわす「RS5-R 1 of 50」バッジが装着される、とのこと。
なお、ABTはアウディと非常に関係性の強いチューナーで(フォーミュラEでも協力関係にある)、ドイツ本国だと本家アウディから「ABTチューン」の限定モデルが発売されるほど。
その「RS6アバント・ノガロエディション」は出力がなんと605馬力から一気に705馬力にまでジャンプアップした、「アウディ最強」モデルとなっています。※ABTはさらにこれをチューンしたモデルも発売している
そして「フォーミュラEつながり」なのか、RS6をハイブリッド化したカスタムカーも。
こちらはワンオフでの制作となり、出力なんと1000馬力。