次期BMW 7シリーズはこうなる?
先日発表されたBMW X7 iPerfomanceコンセプトをベースにした「次期7シリーズ」の予想レンダリングが登場。
これはJan Peisert氏が公開したもので、同氏は以前にも「スマートのマイバッハ版」レンダリングを公開しています。
さらには「こうやってフォトショップで加工した」というレンダリング製作過程を記録した動画もアップしていますね。
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どうなる今後のBMWにおけるデザイン?iブランドとの統合は?
BMW X7 iPerfomanceコンセプトはズバリ「X7」の市販に向けたスタディモデルとなり、このデザインテイストを引き継いだ内外装にて発売されると考えて良さそう(コンセプトZ4と市販モデルのZ4とも同じ関係)。
よって今回のレンダリングでは、「X7 iパフォーマンス・コンセプトのデザインが今後BMWにおいて幅広く採用される」という前提にて、これをセダンである7シリーズにも用いたものと思われます。
さらにBMWは「i vision dynamics(アイ・ヴィジョン・ダイナミクス)も発表して織お、やはりX7 iPerfomanceコンセプト同様のデザイン言語を持っていることもわかります。
細い/もしくは小さいヘッドライト、大きなオクタゴン(八角形)型のキドニーグリル、直線的でボクシーなスタイリングといった特徴がありますが、これらが「BMWの次世代デザイン」といっても良さそう。
なおBMWはエレクトリック(最近では自動運転/コネクティビティ)に特化した「iブランド」を持ちますが、この立ち位置も今後かなり微妙。
今までは「i」「BMW」とも独立したデザインを持っていたものの、おそらく今後は通常のBMWブランドとの乗り入れを行なってくるはずで、おそらく機能やデザイン両面においてそれは行われる、と考えています。
その上で「i」ブランドから発表される車はデザイン上の特徴である「ストリームフロー・デザイン(サイドウインドウのグラフィックに見られる)」や立体的なテールランプによってその排他性を主張することになると思われますが、いずれにせよ、ここ数年のBMWのデザインは大きく変わってゆくことになると思われ、そしてそれは「新型X7」「新型Z4」から、ということになりそうです。