| 珍しいアルピナ、珍しいホワイト |
BMWアブダビが「M4のアルピナ板」、アルピナB4 S ビターボ(ALPINA B4S BITURBO)を展示。
これは標準のM4に比べて9馬力出力が高い440馬力となっており(しかしM4コンペティションよりは低い)、珍しく「ホワイト」のボディカラーをもつ個体。
もちろんアルピナ製のフロントスプリッター、サイドスカート、トランクリッドスポイラーなどが装着され、ホイールもアルピナ製。
アルピナ(ALPINA)は独立した自動車メーカー
アルピナは一般に「チューナー」として認識されがちですが、実際は「ひとつの独立したメーカー」で、BMWから未組み立てのボディやパーツなどの供給を受け、そこへアルピナ独自のパーツを付与したりチューンしたりして組み立てることが特徴。
そのため本家BMWにはない仕様やエンジン、トランスミッションを持つこともしばしばで、今回展示されるB4 Sもアルピナ製の8速AT(スイッチトロニックつき)やアルピナ製のスポーツサスペンションを装備。※BMW M4は7速DCT
オプション扱いではあるものの、アルピナ特有の(ゴールドを使用した)ストライプは有名ですね。
内装はその多くがカーボンファイバーに置き換えられ、レッドレザーが用いられていますが、ブラックレザー部分はかなりマットな質感を持っています。
メーターの「ブルー」もアルピナの特徴。
エキゾーストシステムはアクラポヴィッチ。
ただしテールパイプは珍しいカーボン製となっています(外装においてはカーボン製パーツは少なく、アルピナはカーボンがあまり好きではないのかもしれない)。
アルピナB4 S ビターボは日本だと11,949,000円、輸入代理店はニコル・オートモビルズ。
BMW M4は1157万円、M4コンペティションは1228万円なので、ちょうど「馬力なり」の価格設定、ということになりますね。
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